ハヤテのごとく! 20/畑健二郎
さまざまな文明が誕生し、数多の神さまが棲むところ。
それは、お嬢さまが母と暮らした思い出の地――
エーゲ海へ!執事初めての海外旅行!!
ちょっと久しぶりのハヤテです。
前巻の紹介したのは5月のことだったんですね。
【第1回 回るルーレットに必勝法はない。回らないならある】
【第2回 博打は打たないと色々大変】
【第3回 限定グッズは作る方も実は大変】
【第4回 それはキスの記憶】
【第5回 RADICAL DREAMERS:REAL side】
【第6回 あの星に願うように、祈るように】
【第7回 トライアングラーをさらに倍プッシュだ】
【第8回 神話への扉】
【第9回 ミコノス迷宮組曲】
【第10回 迷宮の封印】
【第11回 恋愛迷宮】
が収録されています。
前巻に引き続き、ゴールデンウイークの旅行編。
ハヤテサイドは
4巻ですでに描かれていることもあり、ほぼ女性陣にスポットがあてられています。
西沢さんとヒナギクの片思い組は可愛いなぁ、とか。
いいんちょさんって実は意外とハヤテとの絡みが多いからネタにされるのも致し方ないんだろうなぁとか。
色々思うところはあるんですが、ワタルくんの母親・美琴の言い分がひどくて。
悲しいな、と。
この作品って若干百合臭のする組み合わせがときどきあるんですが、この美琴はナギの母親・紫子への執着がひどかったよう。
紫子が結婚し、「私も負けないくらい幸せだって言いたくて」結婚して子供を産んだとのこと。
ぶっちゃけ、対抗意識というより、悲しさ寂しさを紛らわせるための結婚だったんじゃないかな?と今回読んでいて思いました。
いくら何でも息子の前でそれを言って、それでもなお自分と共にいることを誘うというのですから本当にひどい。
ワタルくんの隣にサキさんがいたことはとても幸せなことだったのでしょうね。
だからこそ、ワタルくんはああもいい男になれたのでしょう。
ミコノスの屋敷の地下にある謎の石版。
地下の存在は覚えていましたが、石版については今回読み直すまですっかり忘れていました。
王族の庭城(ロイヤル・ガーデン)を開くためのヒントらしきものが描かれているようです。
ぶっちゃけ、ロイヤル・ガーデンについてはあまり理解してないんですが、伊澄の様子だとかハヤテの過去なんかを思えばいいものではないんでしょうね……。
続きはどんな内容だったか覚えてないのですが、そろそろアーたん登場かな?
今回ほど時間をあけずに紹介したいです。
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