おおきく振りかぶって 2/ひぐちアサ
笑われても、嫌われても、マウンドを譲らなかった。
みんな野球が好きだったから、起きた諍い。
野球の勝負で中学時代に決着つけよう!
読むと思わず熱くなる「情」、最新のスポーツ科学の「理」を併せ持つ。
面白さ絶対保証の高校野球漫画!
かなり久しぶりだとは思ってましたが、なんと
前巻を紹介したのは昨年1月。
まさか1年以上あいてるとは思いませんでした。
久しぶりに読んだらキャラの名前を結構忘れていて(畠くんとか西広くんとか)、なんか残念な気分になりました。
『第4回 先取点』
『第5回 投手の条件』
『第6回 スゴイ投手?』
の3話が収録されています。
4話、5話は前巻の続きである三橋の元チームメイトである三星学園との練習試合の話。
理事の孫である三橋はひいきされて1番を背負っていた、と。
だからこそ元チームメイトたちとの確執が深いんですよね。
三橋の力を認めていたのは叶くんだけだったんですが、叶くんの主張は誰にも認めてもらえなかった、と。
うーん、それもそれでつらそうです。
読んでいて、外部組であるはずの織田くんがみんなをまとめていてなんかすごいなーと思いました。
だってこれゴールデンウィークの話でしょう?
1月かそこらでここまで馴染んでるだから、って思ったんですが三星って寮あるんですよね。
そりゃ一緒に生活してたら、はやく馴染めるか。
叶くんのうったえを聞いて、叶くんを勝たせるために本気になった三星ナイン。
この辺のやりとりは読んでいてすごく好きでした。
西浦の方はまだ精神的なつながりは薄いというか、まだそういうやりとりする関係にはなってないんですよね。
そこらへんはこれから先が楽しみに読んでいきたいと思います。
試合は逆転し、4番の織田くんを討ち取って西浦の勝利。
この試合があったから、三橋は三星学園から離れることができたわけですね。
6話は埼玉に戻ってからの話。
シガポの話は長いけど、こういうのは読んでいて非常にためになります。
α波=リラックス?ぐらいの知識しかなかったので、へーそうなんだ、と。
冒頭で、三橋は栄口くんを「いい人」って評価しているんですが、阿倍くん以外の野球部メンバーはちゃんと三橋の言葉を待ってくれると思う。
花井くんも若干怪しいけど、それを心の中に留めておけるか否かが2人の違いなのかなーと。
三橋のコミュニケーション能力の向上も大事だけど、阿倍くんも我慢を覚えるべきだよな、とふと思いました。
県大会の試合を見に行くんですが、そこで阿倍くんと組んでいた先輩が声をかけてきて。
栄口くんがすごい投手と評する榛名さんを阿倍くんは最低と評したところで今巻は終了。
最低の理由は次巻で説明されるようですね。
楽しみです。
[1回]
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