NARUTO―ナルト― 4 英雄の橋!!/岸本斉史
ナルトをかばったサスケが倒れた…!! その時、怒りと悲しみに燃えるナルトに異変が起きる。ナルトの怒りの鉄拳に吹き飛ばされた白は…!? そして再不斬とカカシの勝負の行方は!? 「波の国編」怒濤の完結!!
妖アパコミックとか
おジャ魔女続きとかいろいろ読んで紹介したいものはあるんですが、どちらもきっと語りたいことが多すぎて、長くなってしまうだろうことがわかりきっているので、時間のある ときじゃないと紹介できないんですよね……。
今日は時間がないのが事前にわかっているのでこちらです。
【28 九尾…!!】【29 大切な人…!!】【30 お前の未来は…!!】
【31 それぞれの戦い…!!】【32 忍という名の道具】【33 英雄の橋!!】
ナルトVS白、カカシVS再不斬決着。
サスケがやられた怒りで、九尾の封印が解けかけてしまいます。
ナルトは九尾のチャクラで、白を圧倒します。
この頃って自分のチャクラの効果的な使用法なんかを修行しているころですから、九尾のチャクラを利用するなんてこと器用なことナルトにできるわけないし、きっと無意識なんだろうなぁ。
この辺は4代目の愛でもあるはずですが、まあ今はそんなに関係ないのでまあいいや。
仮面が割れ、自分と戦っていた人物が森で出会った美人の少年であるとしったナルトは、攻撃の手を止めてしまいます。
白の口から語られる存在意義と大切な人。
それはナルトにとっても他人事ではなくて。九尾を身に宿すがために、ナルトも似たような体験をしていたわけです。
白の願いを聞き入れ、とどめを指そうとしたところで白に攻撃を止められてしまいます。
それはカカシ先生の手によって殺されそうになっている再不斬を助けるためでした。
濃い霧で視覚と聴覚を封じられたカカシ先生は、忍犬たちの鼻――嗅覚で再不斬を追いつめます。
コピー忍者カカシのオリジナル忍術・雷切。
雷切で胸を貫かれたのは再不斬ではなく、白で……。
白は最後まで、再不斬の道具として死んでいきました。
白が死ぬということは避けられなかったのかな、と思う一方で、ナルトが白を殺すってことにはなるよりはよかったんだろうな、と。
忍が人を殺さなければならないってのはいいでしょう。
物語が進んでいって、何十巻も進んでからならともかく、この巻数の少ないころにやることではないですよね。
さすがに早すぎるかなー、と思います。
そして、ガトーが一方的な契約破棄により、再不斬とカカシが戦う必要がなくなります。
しかしながら、白は死に再不斬はもうボロボロで。
ナルトが白の思いを再不斬に怒鳴り伝えるシーンがあるのですが、何度読んでもここは泣いてしまいます。
あれだけ、「道具」として扱っていたもののやっぱり情はうつっていたのでしょう。
最後、再不斬もまたガトーと刺し違えて死んでしまいます。
忍の在り方を投げかけて波の国編は終わっていますが、これは本当に難しい。
あ、タズナさんが造っていた橋も完成し、「ナルト大橋」と名づけられたってところで終わってますが、それはいいなと思いました。
【34 侵入者】【35 イルカVSカカシ!?】【36 サクラの憂鬱】
中忍試験編開幕。
以前、作中でも語られていた通り、忍者の中にも序列があり、下忍はその名の通り一番下。
次の位である中忍になるには試験を受けなければならないわけです。
その中忍試験は他国と合同で行われるので、どんどん新キャラが登場してきます。
砂の三兄弟や、ガイ班、ルーキーたちなどなど。影だけですが、音忍も登場していましね。
サスケや我愛羅、リーやネジなどお互いにマークしあっている状況です。
今巻はリーがサスケに勝負を持ちかけたってところで終了。
これから先しばらく中忍試験編ですね。
なんとなく覚えていますが楽しみです。
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