アイシールド21 6 翔べデビルバット/村田雄介(原作/板垣理一郎)
嘘がホントになるように…。依然、太陽のピラミッド壁(ライン)に苦戦する泥門だが、意地と負けん気で食らいついていた。そしてセナも「強くなる」ため、弱気がちな気持ちを奮い立たせ、超重量級の壁に突っ込んだが…!?
アイシールドを読むと、すごくテンションがあがります。
こういう読んでいて楽しい、続きが気になって仕方ないスポーツものって最近あんまりないなぁ、と思いました。
【44th down 大騒動】【45th down しつこい野郎共】
【46th down 哀しき攻撃型(オフェンシブスタイル)】【47th down キャッチの神様】
【48th down 翔べデビルバット】
VS太陽スフィンクス、続き。
アメリカの高校との試合をかけた日本代表決定戦の続きです。
ラインに定評のある太陽相手に戦います。
今までバラバラだった泥門メンバーが、どんどんひとつになっていく様がよかったです。ハァハァ三兄弟とか顕著ですよね。
今までアメフトなんか興味なかったわけです。練習に参加していたのは脅されていたから。
しかしながら、力の差を見せ付けられて太陽に勝つために努力して。
得点に喜び、敵わないと思っていた敵を倒していくんですから。
泥門のプレイスタイルは超攻撃型。
守備の際でもインターセプト(パスの時にボールを奪うことで攻守が入れ替わる)を狙うわけです。
それはヒル魔の趣味というか性格からくるものかと思われていたのですが、実はそうではなくて。
アメフトの得点はタッチダウンで6点、キックで1点。
こう書くと、点差があるのでキックはあまり重要であるように思えません。
しかし、ロースコアのゲームではキックによる得点は大事で、キッカーのいない泥門はタッチダウン数を稼ぐことでキックによる得点差を埋めていたんですね。
またムサシについてちらりと語られていますが、彼についてはもう少しあとにちゃんと語られるのでその時にでも。
試合は20対20で引き分け。
太陽からアメリカとの試合を行う権利を譲られますが、主催の月刊アメフト編集部は真っ青。
太陽が選ばれるように仕組まれていたのは実力的な問題だけでなく、身体的な問題があったよう。
「アメリカチームにタックルされても怪我をしない体格」というのが条件にあったようです。
そういう点では1年生ばかり――しかもセナやモン太、小結は小柄すぎる――泥門は……。
いったいどうなってしまうのでしょう。
【49th down 王は神へと挑む】【50th down 仏門の戦士達】
【51th down 神の見えざる手】【52th down 実力だけがモノを言う】
王城ホワイトナイツVS神龍寺ナイツ。
春期関東大会準決勝です。
会場が近いことで、どうも泥門VS太陽は前座扱いされていたよう。
ですが、それも仕方ないと思わされる試合です。
41対3で王城は負けてしまいます。
あの王城ですら大差をつけられてしまう神龍寺。
メインの選手は天才・阿含、天才の弟にして凡人・雲水、空中戦最強・一休といったところでしょうか。
クリスマスボウルを目指すならこの無敗の神をひきずり降ろさないといけないわけです。
しかも、今はまだ語られていませんが、神龍寺との因縁はかなりありますからね。
春大会が終わり、それぞれ秋大会に向け準備に入ります。
ポジション的に阿含VSセナ、モン太VS一休になることはこの時点でわかりますが、まだまだ実力差がありすぎますから本当に顔見せ程度ですね。
これから先が楽しみです。
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