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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

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金色のガッシュ!! 6(文庫版)

金色のガッシュ!!(6) (講談社漫画文庫 ら 1-6)金色のガッシュ!! 6(文庫版)/雷句誠
 “やさしい王様”を目刺し、強く成長を遂げる清麿とガッシュ。だが、その陰で邪悪な陰謀が動き始める!
 千年前の魔界の王を決める戦いで、石に封印された魔物達。その封印を解いたのは、謎の魔物・ロード。千年前の魔物達とパートナーの人間を操り、ライバルの一掃を企てるロードに対し、清麿とガッシュは戦う事を決意するが――!?
 次々に襲いかかる魔物達に仲間と共に立ち向かう! 清麿とガッシュの戦いは、新たなステージへ!!


華麗なるビクトリーム様(笑)が表紙です。
あらすじにもある通り、この巻から千年前の魔物との戦いが始まります。


【LEVEL.100 一途な思い】【LEVEL.101 最悪の相性】【LEVEL.102 怒りの形相】
VSパティ&ウルル。

パティは一見するとわがままながら恋するかわいい女の子なんですが、かなり怖いです(笑)

パティは魔界時代からガッシュに恋していたんですね。ストーカーっぽい彼女の思いはガッシュにはまったく伝わっていなかったんだと思うのですが、ガッシュは魔界時代の記憶を失っています。
そんなことを知らないパティは存在時代を忘れられたと思い、恋する乙女から夜叉?修羅?まあとにかくそんな感じに豹変してしまうわけですね。

彼女の術は「水」。
攻撃も守りもなかなかに強く、水でガッシュの雷を吸収してしまうがために、パティやウルルの元にまで電撃が届かないんですね。

パティの(たぶん)最大呪文スオウ・ギアルクとバオウ・ザケルガの戦いとなり、バオウが打ち勝ったというところで次話へ。


【LEVEL.103 悪しき力】
パティVSガッシュにビョンコが乱入し、パティをロードの元まで連れていく話。

以前、清麿の元にあった謎の石版。
ビョンコが回収していたそれは1000年前の王を決める戦いの敗者たちだったんです。
ゴーレンという魔物の技により、石となった彼らは1000年もの長い間過ごさざるを得なくなっていたのです。

ロードは彼らを石から元に戻し、今回の戦いに自分のコマとして利用しようとしていたのです。
そして、ビョンコやパティは1000年前の魔物たちをまとめるための手足として働いていくことになります。


【LEVEL.104 再試合(リターンマッチ)】【LEVEL.105 千年前の戦士】【LEVEL.106 感情なき敵】
パティが再びガッシュと清麿の前に現れ、1000年前の魔物との戦いが始まる話。

パティが連れてきた1000年前の魔物は3体。
彼らは石にされていた恨みで攻撃力も高く、肉体的にも今の魔物よりタフ。

苦戦を強いられる2人ですが、パティの話を聞いて怒り再び立ち上がります。

1000年前の魔物のパートナーなどとうの昔に死んでしまっています。
ならば、今現在彼らの術を唱えているのはいったい誰なのか、って話ですよ。

パティの説明によると彼らは本来のパートナーの子孫であり、ほとんどの人間が本を読むことすら出来ず、本を読めても術を出せた人間はいなかったのだとか。
本当のパートナーと心の形が似ている子孫たちの心の波長をロードの心を操る力で無理矢理あわせて術を出せるようにしたんだそう。
その際ついでとばかりに、戦うに不都合な感情をなくしてしまった、と。

その行為はコルルの件もあり、2人が嫌悪しているもの。得意げなパティの語り口は2人の神経を逆なでするものでしかありません。
ブチギレるのもわかりますよね。


【LEVEL.107 自業自得】【LEVEL.108 光】【LEVEL.109 ロードの正体】
ティオと恵が助けに来て、ロードの正体が明らかになる話。

怒りで再び立ち上がる2人ですが、すでにボロボロ。
心の力もつきかけています。

そこを助けに来たのがティオと恵。
彼女たちもまたナゾナゾ博士と出会い、新たな術を手にしていたのだとか。
ティオと恵の力を借りて、1000年前の魔物3体のうち、2体を倒します。

今回から登場するティオのサイフォジオは回復の術。
これから先の戦いでかなり重宝する技ですね。

そして、ロードの正体が明らかになります。
ブラゴ曰く、今回の戦いにロードなる魔物はいない上、心を操る能力を持っているのはただ一人。
そう、シェリーの親友・ココの心を操り、戦いに無理矢理巻き込んだ残虐非道な魔物・ゾフィスです。

それぞれに怒りを覚え次話へ。


【LEVEL.110 手紙】【LEVEL.111 泣き虫】
【LEVEL.112 キャンチョメの力】【LEVEL.113 力の電池(バッテリー)】
【LEVEL.114 戦い方の選択】【LEVEL.115 最大×最大】【LEVEL.116 約束】

ゾフィスの居城であるデボロ遺跡に向かい、戦いがはじまる話。

1000年前の魔物のパートナーであった人たちが持っていたタイルから遺跡を特定して清麿でしたが、そんなことはナゾナゾ博士はすでに知っていたようで、あれは清麿でなくても怒るなぁと思ってしまいました(笑)

遺跡に向かったのはガッシュ、清麿、ティオ、恵、そしてウマゴン。
さらにキャンチョメ&フォルゴレとも合流し3組+1で敵の本拠地に乗り込みます。

さっそく、戦闘となるわけですがキャンチョメ、フォルゴレ、ウマゴンの3人で1体倒してしまうのですからすごいです。
この頃のウマゴンはまだパートナーと出会っていないので(いや、正確には出会ってはいるのでしょうが)、呪文は使えないってことを考えるとすごいことです。

そして、ガッシュとティオははじめて1000年前の魔物と会話します。
会話することで、彼を「かわいそう」だと感じたガッシュ。

wikipediaで調べたところ、トゲトゲ頭の魔物の名はアルム。
最後の言葉「負けんじゃねえぞ」といい、元々いい魔物だったのでしょう。

しかしながら、ゾフィスの支配下にあることで魔界に帰ることも出来ず、再び石になることの恐怖と戦い、現代の魔物との戦い戦わざるを得なかったってところなんだろうな。
そしてバックアップはアポロがこなしているようです。
解放された人間たちを元いた国に戻したりだとかそういうめんどくさくてお金のかかることはアポロがどうにかしてくれるんですね。
さすが財閥社長。

最後、あのV(笑)が動き出したってところで終わり。


【LEVEL.117 “V”の襲来】【LEVEL.118 光る球】
【LEVEL.119 共同作業(コンビネーション)!】

VSビクトリーム&モヒカン・エース。

ついに登場です。華麗なるビクトリーム様です(笑)
アニメの印象が強いので、脳内では若本ボイスで再生されてます。ついでにベリーメロンも。
いやぁ、すごいですよね。ビクトリーム。

清麿のセリフに全てが込められているというか。
「華麗なるビクトリーム、バカだが強い!!(中略)こいつ…笑えるが強いんだぞ!!!」

清麿の作戦で、それぞれの能力をうまく使って、どうにかこうにかビクトリームを倒します。
一息つく間もなく、新たな魔物(レイラたちですね)がやってきて……ってところで次巻へ続きます。

次巻はきっと全編石版の魔物編かな。
なんとなくは覚えていますが楽しみです。

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