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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

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エニグマ 6

エニグマ 6 (ジャンプコミックス)エニグマ 6 カニバル/榊健滋
人を喰い、その者の力を得るというカニバルが、ドクロを狙って動き出した!! そんな時、スミオは行方不明の父から外骨島行き電車に乗るよう指示される。やがて現れた謎の電車には、得体のしれない3人が…!!


ジャンプ本誌での連載は終了し、残すところはNEXTの完結編だけとなったエニグマです。
本誌掲載分だけで終わらなくてよかったです。あれで終わりとかあり得なさすぎる。

それにしても、第2幕はサクサク進みすぎですね。e-testにあれだけかけたのに。それだけ人気が微妙だったのか……。
2幕の参加者が才能を持つものではないというのも大きいのかもしれませんね。


【e44.トレイン】
第2幕がスタートする話。

e-testを無事クリアして3日後。再び物語動き出します。
スミオがドクロを手にしてエニグマとなり、願ったこと。それは「ドクロの消滅」。スミオの願いをかなえるため他者の運命をねじ曲げる準備がようやく整ったようです。

スミオたちe-test参加者は、綺島に呼び出されて夕闇病院旧3号病棟に向かいます。
そこで綺島にあるものを見せられます。

それは才能を持つ者の骨だけが消失した姿。
影が才能が悪性化したものであるのに対し、今回はカニバルというドクロを狙う存在により、食われてしまったのだとか。
カニバルは才能ある者を食べることでその能力を得ることが出来るようです。

スミオを守り、ドクロを渡さないと決意を新たにするものの、新たな試練が襲いかかります。


【e45.エネミー】
電車にのり、外骨島を目指す話。

もちろん、そう簡単にはいけません。
今回は停車駅事にチケットを奪い合い、1人ずつ人数を減らしていく脱落ゲーム。

参加者は女子高生・七節まお、殺人犯・赤目ツトム、頭部が金庫とか訳わかんない覆面の紳士。
そして、スミオと会長の5名。

肉塊の入ったごみ袋を見つけたことからこの5名のうち誰かがカニバルであることが推測できます。
スミオたちはカニバルを終着までに引きずりおろそうとします。


【e46.チケット】
第1の停車駅・無縁駅での話。

南北改札にある切符を手に入れることで次の駅に進むことが出来るんです。
ただし、5人いるのに対し、切符は4枚。つまり誰か1人は脱落するということ。

スミオとまおは2人で北口に向かうわけなんですが、まおに騙され、階段を突き落とされてしまいます。
彼女がカニバルなのかと思いきや、実は違って。

彼女もまたカニバルの手で肉塊に変えられてしまいます。
これだけ簡単に退場してしまうとこの少女の存在意義が……。


【e47.コイン】
第2の停車駅・虚無駅の話。

紳士はエニグマについて詳しいようなんですが、正体を知っている今はそりゃそうだろうな、って思いとなんとなく違和感を感じてしまいます。
まあ、この作品って結構そういう点多いですからね。あんまり気にしても仕方ない。

虚無駅はどこかの屋敷で、その屋敷の中から隠されたコインを探し、そのコインで切符を購入します。
コイン2枚で切符を1枚購入出来るのですが、隠されたコインは全部で7枚。
つまりは3人分しかない、と。ここでも1人脱落することになります。

経験の差故、赤目が多くのコインを見つけるんです。
赤目が4枚、スミオ・会長・紳士は各1枚。
赤目は会長に屈辱をはらしたいがために1枚を会長に渡します。
そして余った1枚をスミオと紳士どちらかにやると。

シンプルにコイントスで決めるわけですが、コインを投げた会長の三次減算でイカサマをしてスミオはなんとかコインを手に入れます。

そして、紳士もまたカニバルに喰われてしまいます。
紳士はカニバルを知っていた。だから「久しぶり」なんですよね。
これについては最終巻で明らかになるはずです。


【e48.アンカバード】【e49.プリズン】【e50.キー】
第3の停車駅・夕闇刑務所駅の話。

キリが収監され綺島が看守として働いていた刑務所です。

そこにいる看守――玄岩ゴウゾウと御手洗キヨシが持つ切符を手に入れなければならないのですが、赤目に怪我を追わされていた会長はあっけなく牢に閉じこめられてしまいます。

正直、会長の三次減算で鉄格子を小さくすればいいんじゃとか思わなくもないんですが、きっと何か能力に条件というか限界があるんですよね。
じゃないと焼却炉のときもポールとか使わないでそうすればよかったじゃん、ってなりますから。

看守のキリに対する拷問っぷりがひどくて、これよくジャンプでOK出たな、とちょっと関心したんですが、前例があったんですよね。
DEATH NOTEのミサでしたっけ?
あの子も結構ひどい目にあってなぁ。

赤目は囚人たちに脱獄を餌にスミオをおそわせるのです。スミオはなんとか逃げ、自身の能力をうまく使って切符を手に入れます。
そして切符の入っていた手帳にあるものを見つけて窮地を脱します。

それはマスターキー。
会長を閉じこめたときに赤目は普通の鍵でロックしているんです。それなのに、マスターキーはカードキー?
なんか違和感がありますね。

元々死刑囚たちを逃がす気などなかった赤目。
皆の牢を開けたスミオに協力するのは当たり前で。なんとか会長とスミオは電車に戻ります。

そして、赤目とキリは入れ替わり物語に絡んできます。


【e51.カニバル】
電車にのりこみ、真実を知る話。

ようやく会長と2人になり、気の抜けたスミオ。
しかしいつまでたってもチャンネル[es」で会長とつながりません。

訝しむスミオは会長に促されるまま、2号車に向かいます。
そこにあったのはゴミ袋の山。

ゴミ袋の中にあった遺留品からそれが仲間たちであることを判断します。
会長=カニバルだったと早合点してしまうスミオでしたが、電車内に乗り込んできたキリにより真実が説明されます。

電車はスミオの願いをかなえるためのものである。でもドクロは自身を消されることを拒む、と。
その両者を成立させるために、電車内に邪魔者を乗車させ、スミオを脱落させんとしていたってところらしいです。

そして会長もまた、カニバルに喰われていた、と。
カニバルの名は咬田シメイ。

シメイを倒し、喰われた仲間たちを助けようとキリと協力するというところで次巻へ。


【合宿エピソード】
先生への嘘を本当にするために、夕闇寺で勉強合宿をする話。

e-test終了時に、現れた先生に「勉強合宿をしていた」と言い訳をしたがために、「全員が赤点を取らなければ信じよう」という会話がなされていたよう。
そのための合宿。ちなみに時間軸的にはe-test終了2日後です。

普通に合宿に参加している数奇ですが、数奇は関係ないんじゃないのかなー。
数奇は普通に学校行ってたわけですし、合宿云々に参加する必要あるのか?

そこで語られる怪談。
「鵺神様」なる土着神に捧げられる生贄。

正直、合宿云々はともかく、この怪談はなくてもよかったんじゃないかなーと思いました。
1880年。130年も死ぬことが叶わないなんて。

鵺神(NUEGAMI)とエニグマ(ENIGUMA)のアナグラムは取り上げないで読者に気付かせるって形の方が良かったんじゃないかな。
その方が絶対おもしろいのにと思いました。


次巻は最終巻?
今月末の完結編が楽しみです。

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