絶対可憐チルドレン 9/椎名高志
ますます絶好調の最強特務エスパー“ザ・チルドレン”!!
待望の第9巻は個性的なキャラが続々登場――超能力少年“タケシ”の運命は!? 銀行を襲うパンドラの“兵部”“澪”“マッスル”の目的は!?
そしてインパラヘン王国“パトゥラ17世”の野望は!?
さらにメイド服の美女“末摘花枝”の驚愕の新事実も明らかに……!!
今回の表紙は賢木先生ですね。
この人と皆本さんの大学時代がすごく気になります。
いつかやってくれないかな。
【1st sense.ギフト・オブ・チルドレン(3)】【2nd sense.ギフト・オブ・チルドレン(4)】【3rd sense.ギフト・オブ・チルドレン(5)】
超能力に目覚めたばかりの少年・タケシくんの話。
前巻は能力が発動したところで終わったんでしたか。
それの続きから始まります。
タケシくんはいつも威張り散らしているガキ大将のもとに向かい、仕返しをしようとします。
ガキ大将とその仲間、カードをとられていた少年は国民的アニメのキャラクターを彷彿とさせますね。
というか、明らかにそれがネタ。セリフとか結構そのまんまだし。
タケシくんもタケシくんで某有名アニメに登場する戦闘民族みたいになってます。この辺は元ネタわかりやすいですね。
過ぎる力を子どもの喧嘩に使っちゃダメですよね。
タケシくんのお父さんがちゃんと超能力を理解を示せる人でよかった。
「普通の人々」の協力者らしいとされていたので、どうなることかと思ったのですが。
そういや、これってアニメだとお父さんテレビ出演しているところに皆本さんたち迎えにいってませんでしたっけ?
「普通の人々」の北練馬支部にはびっくりしてしまいました。
いったいどれだけ支部があるんだか。そして支部があるってことは本部もあるってことですよね?
チルドレンたちは皆本さんから新しいリミッターをプレゼントされてます。
これがこれからいろいろと大事になてくるんですよね。
そして、賢木先生のトリプルブッキングは自業自得です。
【4th sense.スキャンダルの館(1)】【5th sense.スキャンダルの館(2)】
管理官の別荘に遊びにいく話。
えっと、メンバーはチルドレンと皆本さん、ダブルフェイスと賢木先生、ナオミちゃんと谷崎さん、局長に柏木さん、ハウンドの2人とあとは末摘さんに屋敷の主である管理官の総勢15人?
多いな。
まあ、明くんと局長とかほとんど空気だし、賢木先生はそうそうに意識刈り取られているし、実際動いているのはそう多くないのかな。
この話は皆本さんの恋バナ伏線と、末摘さんの素顔についてがメインなのかな。
正直、高レベルの精神感応系エスパーである紫穂と賢木先生にどれだけ効いているのかがちょっと気になりました。
とりあえず、賢木先生の扱いが悪すぎて笑ってしまいました。
【6th sense.マジック・ガールズ(1)】【7th sense.マジック・ガールズ(2)】
パンドラの澪たちと協力して銀行の金庫から脱出する話。
銀行の金庫室にエスパー犯罪者が来るという予知があり、それを防ぐためにチルドレンたちが出動するんです。
そこにやってきたのはパンドラの澪とマッスル。
あらすじでは兵部も来たみたくなってますけど、今回兵部は澪を影から見守っていたってだけですよね。
なんかニュアンス違う気がする。
「普通の人々」の手によって、金庫内に閉じこめられて徐々に空気を抜かれていっていまうという状況で一時的に協力することに。
そのときに、マッスルに皆本さんを襲わせる必要はあったのか……。
澪もドン引きしてますけど。
オカマキャラだからこそありな話ですよね。
リミッターの新機能・トリプルブーストでなんとか脱出します。
兵部の「正しければ」云々はかなり意味深。
今後いろいろあるんだろうなぁ。
【8th sense.国王陛下のチルドレン(1)】【9th sense.国王陛下のチルドレン(2)】【10th sense.国王陛下のチルドレン(3)】
インパラヘン王国のバトゥラ17世の要請をうけて、インパラペン王国のエスパーと戦う話。
冒頭の東野くんとちさとちゃんの幼なじみカップルに思わずにやけてしまいました。
東野くんがものすごく「小学生男子」って感じで。もうにやけずにはいられませんよね。
レアメタルには残留思念が残りやすく、王国の巫女はサイコメトリーを使ってレアメタルの結晶「賢者の像」に宿る代々の巫女たちの力を引き出しているってことらしいです。
皇太子と今代巫女・セラはお互い好きあっているにも関わらず先代の巫女・マサラに交際を反対されるんです。
いくつか理由はあるんですけど、ノーマルとエスパーであること、年齢差があることなどがチルドレンたちには人事じゃなくて。
古の作法にのっとって、エスパー対決に勝てば交際を認めるというマサラの言葉に従って対決する、ってところで次巻へ。
改めて読むとこの作品では様々な情報が小出しにされていることがわかりますね。
対決の結果はなんとなく覚えていますが楽しみです。
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