銀魂 1 天然パーマに悪い奴はいない/空知英秋
江戸では、突如宙から舞い降りた異人「天人(あまんと)」の台頭と廃刀令により侍が衰退の一途をたどっていた。しかし一人、侍の魂を堅持する男が…。その名は坂田銀時。甘党&無鉄砲なこの男が、腐った江戸を一刀両断…するかも!?
銀魂引っ張り出してきました。
いろいろ懐かしかったです。
【第一訓 天然パーマに悪い奴はいない】
フリーター新八が銀さんと出会い、彼についていこうと決める話。
何度読んでもおもしろい。
ジャンプマンガの主人公が、パフェをダメにされたことにキレるとか正直どうなんだと思わなくもないんですが、そういうのも全部ひっくるめてすごい。
銀さんもなんか幼いなーとか思っていたのですが、お妙さんの顔が今とかなり違いますね。
一瞬だれこれ?と思ってしまいました。
銀さんの「守るべきもの」。春雨編(ハム子の話のとき)とかで語られていたのは覚えていたのですが、ここで語られていたのとかすっかり忘れていました。
【第二訓 ペットは飼い主が責任を持って最後まで面倒を見ましょう】
ハタ皇子のペットの捕獲のために駆り出される話。
お登勢さん長谷川さん、ハタ皇子が登場します。
冒頭でのお登勢さんの勢いがすごい。
神楽より先にハタ皇子と長谷川さんが登場していることにびっくり。
そして、この時の長谷川さんはまだマダオじゃないんですよ、超エリート。
この話をきっかけにマダオ街道に足を突っ込むわけなんですけど、長谷川さんも万事屋に依頼しなければもう少し長くエリートでいられたんだろうなぁ。
【第三訓 ジャンプは時々土曜日に出るから気をつけろ】
神楽登場話。
銀さんが原チャリで神楽をひいてしまい、チンピラ?に追われている神楽を助けます。
そして神楽が万事屋入りして終わり。
初期だからなんでしょうけど、神楽の口調になんか違和感を覚えました。
神楽の万事屋入りがこんな脅迫によるものだったとか全く覚えていませんでした。
【第四訓 第一印象がいい奴にロクな奴はいない】
キャサリン登場話。
キャサリンってはじめ、泥棒だったんですよねー。
キャッツ・パンチでしたっけ?あれを抜けた後も似たようなことしかしてなかったってこと。
銀さんがお登勢さんのところの2階に転がり込むちょっと前の話が語られています。
この話が後々大事になってくるんですよねー。そこまではかなりの巻数ありますが、いつか紹介したいです。
【第五訓 ジジイになってもあだ名で呼び合える友達を作れ】【第六訓 お前らテロなんてやってる暇があるならペロの散歩にでも行ってきな】
攘夷浪士によるテロに巻き込まれる話。
桂&真選組が登場します。
土方さんが「沖田」って呼んでいてちょっと違和感。
まあ、初期だから仕方ない。
銀さんの過去がヅラによって語られます。
攘夷戦争時代、味方にも恐れられた白夜叉。
ヅラは銀さんを勧誘するのに、退路を塞ぐ目的でテロに巻き込んだんですね。
ヅラって天然バカなイメージがかなり強かったので、初登場時はかなりマジメでびっくりしました。
【読切作品『だんでらいおん』】
「天使」が幽霊を無理矢理成仏させる話。
銀魂の1話とかは覚えていないのですが、これと「しろくろ」でしたっけ?
もう1つの読切がジャンプ本誌に載っていたのは今でも覚えています。
これがデビュー作で、比較的間をおかず2つ目が掲載されたような記憶があるので、空知さんって実はかなりすごいんじゃないでしょうか。
ちなみに私はだんでらいおんよりしろくろ派。
なんとなく2巻を紹介するまでだいぶ間が空いてしまいそうな気がします。
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