サーバント×サービス 3/高津カリノ
某市、某区役所――の保健福祉課。
“現代版じゅげむじゅげむ”に本気になって凹まされて恥ずかしくなってウキウキして、ついにデートまでこぎつけた“隠れオタク”。
そんな彼に過去最大級の修羅場が舞い降りる…!?
あ、これは本当のことですのであしからず。
昨日の宣言どおり、早速読みました!
アニメ放送まで実はあと1週間とかだったんですねー。そういう情報疎いんで全然知りませんでした。
今回は、長谷部さんとルーシーのデートとそれに伴う騒動がメインかな?
2人のデートを見ているとルーシーが男慣れしていないせいもあるんだけど、長谷部さんがえらくスマートに見えました。
さりげなくリードされてて赤面してるルーシーがかわいい。
さすが、女の子のアドレスで携帯の電話帳が一杯になる男です(笑)
長谷部さんはデートの途中で、ルーシーの真面目に告白するんです。
が、その真っ最中に電話が入って。何でも薫さん(長谷部さんの姉)の旦那さんとの顔合わせってやつだったらしく。
そちらに顔を出さなければいけなくなったため、デートは中断。
後日仕切りなおしということに。
これ呼び出しさえなかったらきっと上手く行ったんだと思うんですよ。
長谷部さんは本気だし、ルーシーも満更でもないから時間の問題だっただろう、と。
でも、そう簡単にはいきません。
というのも、実家で大変な問題が発覚したから。
ルーシーは“現代版じゅげむじゅげむ”。ルーシーというのは仮名というかあだ名というか略称?
とりあえず、ルーシーのフルネームは山神ルーシーではなく「山神ルーシー貴美子明江愛里史織倫弥由保知帆子彩乃冨美佳千歳早苗美紀子壱花由紀乃(略)」。
まじ酷い。
ルーシーが区役所で働いているのはそんな名前を受理した公務員を見つけだして文句を言ってやるため。
で、その公務員ってのがなんと長谷部さんの父親だったと。
そして、父親がルーシーの名前を確認もせず受け付けてしまったのは熱を出して入院していた長谷部さんが心配だったから、と。
「やっぱりか」ってのが正直な感想です(笑)
1巻の感想の時点ですでに予想してましたね。さすがに長谷部さんの入院のくだりまでは予想してませんでしたが。
で、長谷部さんはルーシーに嫌われるのが嫌で真実を告げることができず、ぎくしゃくしてしまう、と。
ちょっと可哀相でした(笑)
まだしばらく真実を告げることは出来なさそうですが、この2人はどうにかなるでしょう。
一宮さんと千早さんのカップルは進展してません。
というか塔子ちゃんが本当に鈍感な上にツンデレなブラコンでめんどくさい(笑)
嫌いじゃないですけどね。
ただただ早く兄のために公務員になる!と真っ直ぐ突き進んできた塔子ちゃんが大学へ興味を持ったのは大きなことなんだろうなぁ。
兄とその職場、あと学校が生活のほとんどをしめていたであろう彼女の世界。
そこに三好さんという大学生活を楽しんで、さらにはいまだ未練のある人が現れた訳ですからね。
塔子ちゃんがどんな道を選ぶのかはまだわかりませんが、よく悩んで決めてほしいです。
田中さんと三好さんは、うーん。ここは先が長いかな。
三好さんからすると田中さんは本当に対象外なので。脈がないとはいいませんけど。
ここは田中さんが長谷部さんに挑むことをやめたら結構いい線いけるんじゃないかな?
作者あとがきによると、「クライマックスというか次の巻で区切りと思っている」とあるのでもしかして終わっちゃうんでしょうか?
でもそのすぐ後に「うちの子たちのことなのでどうなるかわからない」ともあるのでまだ未定なんでしょうね。
どちらにせよ、次巻も楽しみです。
その前に12月に出るWORKINGかな?
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