べるぜバブ 9 魔王が来たりて/田村隆平
白熱するバレーボール対決! 序盤リードを許す石矢魔だが奇策を用いて善戦、ベル坊がまさかの大活躍!! 男鹿も六騎聖・出馬も本気を出して、ついに決着の時が来る。だがそこに帝毛の不良たちが現れて…!?
前巻紹介時の予想が外れてアニメが思ったよりも引き伸ばさなかったですね。
今週の話で9巻冒頭まで食い込みそうなので、紹介してしまいます。
私が買ったのは、DVD同梱版。なので、表紙が魔界組です。
ちなみに、通常版はこちら。
べるぜバブ 9(通常版)/田村隆平
男鹿と東邦神姫が表紙です。
【バブ71 秘密兵器!?】【バブ72 終わらせない!!】【バブ73 ぶっ壊しに来た男】【バブ74 ガマンできる?】【バブ75 背中合わせ】【バブ76 魔王が来たりて】
バレーボール対決決着、そして三木の知らなかった事実が明らかになります。
笑いました。
ええ、男鹿と東条さんの反則行為が足を引っ張って苦戦を強いられます。
そんな中、「石矢魔にだけ許された特別ルール」を裏手にとって、かなり卑怯な手を使うんです。
もう笑いましたとも。本誌で読んだときも笑い、購入時読んだときも笑い、今回も笑うんだから私ホントこれ好きなんだなぁ。
古市について。
まあ、そうだろうな、ってのが正直なところです。
退学組が7人いて、バレーは6人でやる競技。身体能力的にも、物語的にも古市が試合に出るとは思ってませんでした。
だから、彼があまり活躍できないのは予定調和かと。
あんまり関係ないでしょうが、石矢魔男子の中だと一番身長低いですしね。
霧矢と三木、そして影組について。
前巻の回想にて三木は男鹿に酷い扱いを受けていました。
男鹿がなぜああいう対応をとったのかが明らかになります。
それというのも、霧矢も三木と同じく奈良に引っ越すことが決まっていたから。
いくら男鹿でも奈良にいる三木を霧矢の報復から助けることはできません。
だからああやって自分とは無関係なんだと示していたんですね。
三木は男鹿に裏切られたと酷く傷つきながらもどこかで男鹿のことを信じていたんだろうなぁ。
だから出馬さんのところにいったときに「背中を任せられる男になりたい」とか言ってるんでしょうね。
「どうせなら久也って呼んで」云々はふきました。
でもさ、古市ですら「古市」なんだから、名前で呼ぶってことないんじゃないのかなー。
めちゃくちゃ強そうな登場の仕方をした影組ですが、ほぼ瞬殺。
この場限りのキャラかと思っていたので、その後登場したときは驚きました。
霧矢は久しぶりのゼブルブラストにより撃退されます。
全身にひろがったゼブルスペルは異様です。それを出馬さんの機転でことなきを得ますが、けっこうギリギリですね。
過去に同じくゼブルブラストを食らっている姫川は記憶がぶっ飛んでいるようです(笑)
出馬さんは悪魔の存在を知っているようですが、どういう存在なのかはヒルダたちでさえ不明のようです。
最後、謎の男がタバコをくゆらせているところが描かれて次話へ。
【バブ77 新しい○○です】【バブ78 早乙女禅十郎】【バブ79 敵じゃないよ】
謎の男の正体が少し描かれます。
えっと、前話で後姿だけが描かれた男の名前は早乙女禅十郎。
佐渡原先生にかわる新しい担任だそうです。
ほぼ不意打ちだったとはいえ、男鹿、東条、出馬の実力者3名を一度に倒すんです。
東条さんの憧れの人――ゼブルスペルを持っていた人であるらしいことも明かされます。
また、六騎聖の静さんと東条さんは知り合いで、静さんも早乙女を知っているみたいですね。
そして、早乙女先生は紋章使い(スペルマスター)なる存在で、ヒルダにセクハラしたり拘束したりと本当に強いんですね。
ラスト、葵ちゃんが男鹿のもとをおとずれ――ってところで次巻へ続きます。
うわ、ってことは次巻はあの人たちが登場ですね。楽しみ。
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