その向こうの向こう側 1,2/渡辺祥智
ミステリーを読む予定だったんですが、途中で昼寝してしまいまして(^^;)
とてもあと1時間やそこらで読み終えることは出来ないな、と思って漫画に変更です。
漫画なら1時間あれば2、3冊読めますしね。
作者はワタナベヨシトモさんと読みます。
この人の作品、一通り持ってるんですが毎回読めないんですよね。
小学校6年生のフタバの前に突然現れた少女・キアラ。
キアラはフタバを“マスター”と間違えてしまったらしい。
フタバはキアラを“マスター”のもとに送り届けるため異世界・黄金大陸(オーリオール)へ旅立った……。
あらすじはこんな感じ。
とてもほんわかしてるのにも関わらず、悲しい話です。
フタバ、キアラ、ベルベルさん、ヴィリットが基本の登場人物。
フタバは巻き込まれた普通の小学生。
キアラは常世の花アマランザイン。
ベルベルさんはかなり強い魔道士。
ヴィリットは翠(ヴィリジアン)の双子の王子の片割れ。
アマランザインっていうのは召喚者(マスター)の願いを叶える“花”の一種。
花はマスターの願いを叶えて消えていってしまう存在です。
正直、2巻までだと語りにくいですね。
エピソードごとにどうしようもないこととか別れとかがあるのでほんわかしていて可愛らしいにも関わらず、悲しくなるんですよね。
2巻までならキャナとデュウのエピソードが1番悲しいかな?
キャナは「かすかな光(グローカス)」という召喚植物でマスターであるデュウの願いを叶えて消えてしまいます。
花はマスターと幸せになることが出来ないというのがすごくキツイなと。
物語的にはそう進んではいないとはいえあちこちに気になるセリフなんかはちりばめられています。
以前はたいして気にならなかったセリフが今改めて読むと「ああ、これはあれのことだな」と。
フタバが何度も言うセリフがあるんですが、それがちょっとカードキャプターさくらのさくらちゃんっぽいなぁ、と。
さくらちゃんは「絶対大丈夫だよ」でしたっけ?
フタバは「大丈夫なんとかなるよ…たぶん」みたいな感じ。
マスターの顔と名前が明らかになったところで2巻は終わり。
この作品全6巻なのでそのうち読んでしまいたいです。
けど明日は今日読みきれなかった小説を読んでしまおうと思います。
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