秘密への跳躍 怪異名所巡り5/赤川次郎
私、どうしたらいい?
幽霊の子を産むの?
<幽霊体験ツアー>は連日大盛況!
そんな矢先、常連の女子高生・真由美に魔の手が迫る!?
ちょっぴりビターな全6篇。
人気シリーズ待望の第5弾!
このシリーズを読むのは9ヶ月ぶりくらいになるのかな?
結構あいてるな、とは思っていたのですがそんなになるのかー。
【秘密への跳躍】
【愛と死の雨に濡れて】
【日陰屋敷の宴】
【人形を呪わば】
【暗闇本線の駅に立つ】
【生まれなかった子の子守唄】
が収録されています。
毎度のことながら、この作品は感想書き泣かせです。
あまりにもさらりと読めてしまうので(40分かかってない)、一度読んだ程度では印象に残らないんですよねー。
今回もまた、君原さんの印象薄いですね。
その代わりといってはなんですが、真由美ちゃんは常時出ずっぱりな印象があります。
上記の通り、6篇が収録されているんですが今回親子の話ばっかりな気がしました。
親子が登場しなかったのは【人形を呪わば】くらいでしょうか。
正直、このシリーズって「藍に霊感がある」という前提条件ありきな話で、比較的何でもあり。
一般的に「心霊現象」というにはかけ離れたものも比較的多いんですが、今回はちゃんとした(?(?)心霊現象が多かったかな。
最初の【秘密への跳躍】が心霊現象ですむ話じゃない気もしましたが、「オカルト」という区切りには入るんでしょう。
図書館に次巻もあったのでそのうち借りてこようと思います。
それが終わったら、別のシリーズに手を出そうかな。三毛猫ホームズとか、もう何年も読んでないから読めたらいいな。
まあ、順番はめちゃくちゃになってしまうでしょうけど、刊行年数が年数ですから仕方ないですね。
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