鏡のお城のミミ ~カンタン王国の大冒険~/倉世春
田舎で平和に暮らしていたミミのもとに、突然お城の騎士がやってきて、弟のフィディルを連れて行ってしまった! なんとフィディルは、現国王の隠し子だったのだ。しかも、失踪中の第一王子の代わりに、隣国の姫と結婚させられるという。フィディルを取り戻すために、ミミは女官としてお城にもぐりこんだ。ところが、下働きのエリックと一緒に、国を揺るがす陰謀に巻き込まれて!?
なんか無性に読みたくなってしまったので図書館で借りてきました。
結構長いシリーズのはずなんですが地元の図書館には何故かこれ1冊しかないんです。
物語はなんていったらいいのかな。王道ファンタジーとでもいいましょうか。
中世ヨーロッパ風の世界が舞台です。
そこで精神的に強い少女・ミミが連れ去れた弟のもとにたどり着くまで頑張る話です。
あらすじにもあるとおり、ミミの弟・フィディルは王のご落胤だったんです。
王側で跡継ぎが必要になったこともあり、フィディルは叔父に売られてしまったわけです。
ミミにとってはそれに納得がいくわけもなく。
弟を連れ戻そうと、弟の側にいこうとミミは頑張るわけですね。
もう何年も前の話ではあるんですが、1度読んだことがあったのでなんとなく内容は覚えていました。
ビード、エリックの正体とかは完璧覚えてましたね。
国王を襲ったやつらの黒幕だとかはさすがに忘れてましたが。
ジュリエットとかも忘れてましたね。
楽しかったです。
安心して読めるというか。
1巻ってこともあり可もなく不可もなくな話なんです。
でも、今後のミミとエリックの関係がかなり気になる感じで。
ちょっと意地っ張りなミミと身分を捨てたエリック。
2人はケンカはするけど、お互いを信頼しているんだろうな、と。
シリーズ化されたので図書館で続きが購入されることをしばらく楽しみにしていた覚えがあります。
結局、購入されることはなくこれ単品しか読めなくて。
2人にどんな試練が訪れたのか全く知らないんですけどね。
こういう単品しかない古い少女向けラノベが図書館に結構あるので、少しずつ借りて読んでいこうかな。
[1回]
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