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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

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EME BLACK 1口を開く魔王の迷宮

EME BLACK〈1〉口を開く魔王の迷宮 (富士見ファンタジア文庫)EME BLACK 1口を開く魔王の迷宮/瀧川武司
「海を見たい」
 少女は言った。生まれてから一度も海を見たことがないからと。
 少年は彼女の表情(かお)に見とれた。広く青い海原への憧れを映した、澄んだ瞳に。
「……ここから出たら、いくらでも見られるよ、海なんて……」
 しかし、少年――乾紅太郎は知っていた。この怪物の蠢く暗闇の迷宮から脱出することが、いかに困難かということを。
 池袋から新宿に広がる巨大な地下街(ジオフロント)。そこに突如発生し、人々を襲い始めた多数の怪物――現象生物(フェノメノン・クリーチャー)たち。原因不明の事件に立ち向かえるのは、怪異を闇に葬る秘密組織・八百万機関(エイト・ミリオン・エンジン)のGA紅とその先輩・黒部だけであった。はたして紅は少女を護り地上へと脱出できるのか?
ハイ・エッジ・アクション第一弾!


このEMEはBLACK、BLUE、REDの3つのシリーズがあります。
基本はBLUEなのかな?

BLACKは主人公である紅が高1のときの物語。
BLUEは紅が高3。
REDは時間軸的にはBLUE同じ程度で短編集です。

REDは完結しているのですが、それ以外は5巻くらいまで出るとのことだったんですが、BLACKは2005年、BLUEにいたっては2003年以来出ていません。
きっともう出ないと思うので売ろうと思います。

謎は謎のまま残っているんで気になるんですけどね。


主人公である紅は特殊能力を持っているのですが、その能力がなんか地味だなと。
“力場干渉能力”。
ようはサイコキネシスなわけなんですが、能力の限界値が自分の筋力と同程度なので、動かせるものなどが小さくて。
小説だってこともあるんですが、絶対可憐チルドレンやPSYRENなんかと比べて地味だな、と。
同じ小説であるサイコバスターズなんかだと隕石引っ張ったりしてたので、EMEでの能力はかなり地味な印象をうけます。

能力を使ったことによる代償(疲労)が他の作品に比べて大きいのも特徴かもしれません。
なので、この作品は基本ガンアクションになるんですかね。

内容的には可愛そうな少女の話です。
父の妄執に囚われてしまった少女。紅たちに見せていた姿は偽りだったと告げているのですが、一体どこまでが偽りだったのかな、と。
「海が見たい」ってとこだけは本当だったと言っていたのですが、それ以外も結構ホントだったんじゃないかな、と思います。


紅の性格がかなりツンツンしてます。
BLUEでは結構柔らかくなっているのでBLACKからBLUEの間にいったい何があったのか。
どうせならきちんと読みたかったですね。

明日はBLUEが読めたらいいな、と思います。

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