7月になったので、スキンを夏らしく変えてみました。
ついでにカウンターもペンギンに統一です(^^)
EME RED 3 UNDEAD/瀧川武司
「このバカ、いつかぶっ殺す!」
三木也は、叫んだ。
PC課でトップの実力を持つ(とされる?)コイツ――紅と組むといつもそうだ。背中を護ってなきゃ何にもできない。
「なにが、命を護るだ! このバカ」
そんな三木也の心配はつゆ知らず、いつも通りマイペースで任務をこなす乾紅太郎――。ゾンビと闘い。埴輪と土偶と闘い。謎のPCたちと闘い。いつもよりきちんと任務をこなしている感じ!?
EME――怪異を闇から闇へ葬る機関に所属するエージェント紅と愉快な仲間たちのハラハラドキドキ大冒険ではなく、真面目な任務を描く短編集第三弾!
表紙の三木也が女の子に見える……。
EMEの制服のデザインが胸があるように見えるから「ツンツンしてる幼馴染みの女の子」みたいに見えるんですよね。
だからどうしたって話なんですけど。
【CASE11 デッドプール!!】
プール?普通に海なんですが。まあいいや。
ミサキと呼ばれるPCを殲滅する話。
パートナーは蒼さんですが、蒼さんは何もしてません。
麻痺しててもAAを使って体を動かすことは出来るのでは?
BLACK2で動かしてましたが、あれは全身麻痺だったからで、片足だけなら他の手足のみの力を働かせた方が効果的なんですかね。
【CASE12 埴輪と土偶と二丁拳銃】
巨大な埴輪と土偶に襲われる話。
任務というより訓練。パートナーは茜ちゃん。
RED1にて若かりしころの姿にて登場していた銀――瀬戸老人が登場します。
紅に蒼さんの祖父・ムシキの姿を重ね見る瀬戸老人ですが、ムシキはいったい何しているのか。
【CASE13 UNDEAD】
南の孤島で発生したゾンビたちの中をくぐり抜け、血清を届ける話。
パートナーは三木也。
三木也は紅みたいに人の命を助けることに命をかけてはいない様子。
BLUE1でも言ってましたが、紅の背中を護るように頼まれてるらしいのですが、頼んだのはきっと黒部なんだろうなぁ、と。
その部分を描いて欲しかった。
【CASE14 再周怪】
連載の終了した漫画を描き続ける漫画家のもとを訪れる話。
同じことを何回も気づかぬ間に続けるというちょっと怖い話。
ハルヒのエンドレスエイトみたいな感じですね。
パートナーは茜ちゃん。確かに茜ちゃんは嘘つくの下手そうですね。
多分誤字なんだと思うのですが、漫画家『万屋ツクル』のはずが『万屋ジン』になってました。首をかしげて確認してしまいました。
【CASE15 雷風火】
茜ちゃんのペット(違う)がそろう話。正確には茜ちゃんの護衛らしいです。
雷獣、風狸、狐火の3匹に振り回される茜ちゃんですが、この3匹は可愛くて好きです。
【三色ショート その1 歌う冷蔵庫】
乱が良子に冷蔵庫を貰う話。
確かにあんな冷蔵庫なら私も切れると思います。
イラっとしますもん。
壊さないで、コンセント抜くだけで問題なかったと思うんですけどね。
【三色ショート その2 白か黒か】
謎の黒い人と白い人が登場する話。
「ぱち」っていう音をうまく使ってます。
瀬戸老人、再びです。
【三色ショート その3 ギロチン電車】
Ωが電車に乗る話。
紅はほんの少しだけしか登場しません。
実際あんなことになったら、気絶しそう……。 Ωだからこそ、笑えるんですよね。
【OFF RED03 相棒】
EMEシリーズで一番好きな話かもしれません。
三木也はやっぱりいいところのおぼっちゃんだったんですね。
あの柴犬の勇敢さには感心します。
あの犬がもし生きていて、三木也に飼われることになったら三木也ももう少し柔らかくなったのかな、と。
でも、その部分は紅や他の仲間たちがいるから大丈夫なのかな、とも思いました。
次もまたREDなのかな?
RED4は今回みたく統一感はないらしいです。
ていうか、作者の瀧川さんですが、あとがきで置き引きにあったと書くの2回目ですか?
ちょっとすごいな。
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