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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

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鬼嫁さまのおてなみ拝見! 鬼の恋守はじめました

鬼嫁さまのおてなみ拝見! 鬼の恋守はじめました/時田とおる
働いていた薬問屋をクビになったりんは、希望を胸に新たな奉公先を訪れた――けど、そこは巷で噂の『鬼屋敷』。到着早々、美しくも恐ろしい鬼・柘榴に捕まり、あわや絶体絶命の大ピンチ! しかし「タダでは食べられてやらない!」と、りんは持ち前の押しの強さで無理矢理雇ってもらうことに。さらに、柘榴と一緒に子鬼達の"子守"をすることになり……。これってまるで新婚生活? おしかけ花嫁のお手並み、とくとご覧あれ!


しばらく前に購入していた作品です。
サブタイは"恋守"と書いて"こもり"とルビが振られています。


ジャンル的には和風ファンタジーラブコメとでもいえばいいのでしょうか。
鬼が出てきて、着物で、奉公がどうとか時代物っぽい単語が多く出てくるんです。
でもその一方で「ストレス」とか「右ストレート」だとかも普通に出てくるのであくまで和風かな、と。

物語は主人公のりんが鬼屋敷で働き、鬼の青年・柘榴や双子の子鬼・ケイとショウ(+狛犬のコマもですね)に認められ、家族になる様子が描かれています。

りんの考え方がすごく出来た大人でこれもう子守の仕事じゃないんじゃ……とか思いつつ読んでいました。

ケイとショウの持つ力は、とても強大なものです。
ケイは病をふらせ、ショウは天候を左右する力を持っています。
それ以外にも怪力であったりする上に、子供であるがゆえにその力を制御出来ていないんです。
ただの人間が関わるには荷が重い子供たち。

それでも、子供たちのことを重い近づいて悪いことを正し、子供たちと同じ目線にたとうとするりんは子守というより、教育者っぽいような気がしました。
それじゃなければ、無償の愛を注ぐ母親でしょうか。

柘榴がデレ始めたあたりからちょいちょい甘い描写があるんですが、柘榴もりんもお互い無自覚してないんですよね。
子鬼たちはきゃっきゃっとじゃれついていますが、そういうことを理解できるコマが一番苦労しそうです(笑)

途中で盗賊が登場したりしてますが、初登場シーンがすごくチャラそうだけど怖いといいましょうか。
なんとなくREBORNの白蘭とかべるぜの奈須みたいな得体のしれない感じとでもいいましょうか。
そんな感じだったんです。
だからこそ、結構あっけなく倒されてしまった気がしました。
まあ、作者あとがきの感じを見ても1話完結が前提だったっぽいので仕方ないのかもしれませんね。

ただ、色々と話を膨らませられそうな伏線が残っているので続いたら楽しそうですね。

あとがきといえば、もうひとつ。
時田さんの前作については一切触れられていませんでした。
新シリーズって銘打たれてましたが、立ち消えてしまったのかな?

次の作品を楽しみにしています。

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