ワイルドハーフ 15奇跡の確立/浅美裕子
吉康のクラスに転入してきた阿部祥平――サルサを獣人族(ワイルドハーフ)と知る彼は、サルサを手に入れようと、タケトたちを強迫する!!
目的のためには手段を選ばない阿部の策略で、絆で結ばれた2人に今、別れが訪れる!?
ワイルドハーフ 16忘れずにいるために/浅美裕子
サルサとタケトの出会いは冬の朝…のはずだった。
しかし、サルサのノラ友達・忠治が、銀星と吉康に見せた2人の本当の出会いは夏!?
忘れずにいるために決して話せない、サルサのタケトへの“想い”を描く!!
ワイルドハーフ 17約束が生まれる場所/浅美裕子
健人の兄・寿文を恨む爆弾魔・山崎がまたも脱走。
そうとは知らず温泉旅行に出かけた岩瀬兄弟&サルサに、爆弾をのせたトラックが襲いかかる!
三人の生死は!?
人と獣人族の“情”と絆を描いた感動作完結巻!!
ついに完結巻までいきました。
2、3日で読み終わるかと思ったのですが、結構かかりました。
阿部くん(タカハシ)とウルフの話に関しては、ウルフに「良かったね」っていってやりたい。
「ウルフは狼だから…」って何度もいってましたが、実際やってることは犬並です。
ウルフの一途な想いが可愛かったです。
阿部くんは北海道に帰っていきましたが、そう簡単にいくもんなんでしょうか。
きっと、阿部家の養子になってたんじゃないのかなぁ、とか。
とうとう銀星が烏丸先生に正体を明かします。
ようやく、って感じですね。
烏丸先生の言い分はもっともです。
病院の庭でしょっちゅう相談してましたもんねぇ。
兄とマリアさんの仲も進展します。
火事のとき出てきたサルのフサオくんがロマンサーズに登場したはず。
健人の色恋沙汰が17巻にしてようやくです。
遅い。
健人って想いを寄せられることはあっても、想いを寄せることってなかったですからね。
その分、サルサにいってたってことなのか……。
爆弾魔の山崎は逃げすぎです。
3回?いったいどんな管理体制なのか……。
そしてロマンサーズの脇坂さんが普通に登場してますね。
ラスト2話は赤マルに掲載されたもののよう。
昔もあったんですね。こういうの。
武装錬金、べしゃりくらし、プリティフェイス、ホイッスル!なんかも確か完結編は赤マルだったような?
他はともかく武装錬金は最後なのかと思いきや、だいぶ続いてヤキモキしたものです。
この作品を最後まで読んで思ったのは、「これもうBLだろ」でした。
銀星と烏丸先生なんてナチュラルにいちゃいちゃしてるし、サルサと健人はしょっちゅうくっついてるし、ウルフはタカハシくんに尽くしすぎだし。
作者が不思議がってましたが、BL世界を知ってたらこの作品でBLを考えない方がおかしいと思いました。
ここまでBL臭いのに、ジャンプで3年弱も連載されたことを考えると結構人気あったのでしょうね。
最後まで明らかにされなかった兄の犬嫌いな理由。
クイズみたいになってましたが、当てた人いるのでしょうか。
知っている人いたら誰か教えてください。
読み終わって残る疑問はこれだけなので、かなり気になるんですよね。
明日は何を読もうか。
小説を読みたいと思うのですが、売却予定の中に何かあったかな。
[1回]
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