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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

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2012年12月感想一覧

2012年12月感想一覧です。
前の数字は日付です。


【あ行】
23 サイコバスターズ 全3巻/青樹佑夜
03臨床犯罪学者・火村英生の推理1 46番目の密室/有栖川有栖
31ZOO 1、2/乙一


【か行】
29飛べない魔女 全3巻/川瀬夏菜
07七つの封印 1 大魔術師の帰還/カイ・マイヤー(訳/山崎恒裕)
16とある魔術の禁書目録 13/鎌池和馬
04迷子屋 1/木村りん


【さ行】
24それでは世界は美しい 3/椎名橙
12夏のジオラマ/小路幸也
10チョコミミ 2/園田小波
20トリコ 8/島袋光年


【た行】
25よろしくマスター 1~3/筑波さくら
05俺の悪魔は色々たりない! 黒の葬儀屋とワケあり転校生/時田とおる


【は行】
17でたらめ妄想オペラ/葉鳥ビスコ
300能者ミナト 5/葉山透
21うえきの法則 4/福地翼
26動物がお医者さん!? 4/富士昴


【ま行】
09銀座開化事件帖/松井今朝子
27王子と魔女と姫君と 8/松月滉
14アイシールド21 12/村田雄介(原作/稲垣理一郎)
11ケモノキングダムZOO 2/もち


【わ行】
19からっと! 1、2/渡辺祥智


小説12冊、漫画18冊。
計30冊でした。

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ZOO 1、2

ZOO 1 (集英社文庫)ZOO 1/乙一
何なんだこれは! 天才・乙一のジャンル分け不能の傑作短編集が「1」、「2」に分かれて、ついに文庫化。双子の姉妹なのに何故か姉のヨーコだけが母から虐待され……(「カザリとヨーコ」)、謎の犯人に拉致監禁された姉と弟がとった脱出のための手段とは?(「SEVEN ROOMS」)など、本書「1」には映画化された5編をセレクト。文庫版特別付録として、漫画家・古屋兎丸氏との対談も収録。
ZOO 2 (集英社文庫)ZOO 2/乙一
天才・乙一のジャンル分け不能の傑作短編集その2。目が覚めたら、何者かに刺され血まみれだった資産家の悲喜劇(「血液を探せ!」)、ハイジャックされた機内で安楽死の薬を買うべきか否か?(「落ちる飛行機の中で」)など、いずれも驚天動地の粒ぞろい6編。文庫版だけのボーナストラックとして、単行本に入っていなかった幻のショートショート「むかし夕日の公園で」を特別収録。


今年最後の感想になります。
なんとか目標に達することが出来ました。
あとで一覧をアップしますね。


1には【カザリとヨーコ】【SEVEN ROOMS】【SO-far そ・ふぁー】【陽だまりの詩(シ)】が、
2は【血液を探せ!】【冷たい森の白い家】【Closet】【神の言葉】
【落ちる飛行機の中で】【むかし夕日の公園で】が収録されています。

あらすじの感じだと単行本版と収録順が違うのかな。

私がこの作品をはじめて読んだのは、単行本版でした。
高校生のときに乙一さんの作品が流行っていて図書室で借りて読んだ記憶があります。

その当時「【SEVEN ROOMS】が好き」といったらドン引きされた覚えが(笑)
今改めて読み返してみても、これ相当怖いですよね。
やっぱり好きですけど。


当時良さがわからなかったものも楽しめました。
ジャンル分け不能の言葉通り、どういうジャンルか聞かれると首を傾げてしまうんですが、どちらかというとホラー寄りですよね。
めちゃくちゃ怖いというより、読み終わってぞっとするというか。
そんな感じの作品が多いです。
あ、【陽だまりの詩】は感動話だし、【血液を探せ!】は喜劇っぽいですけど。


おもしろかったです。
乙一さんの作品って印象深いものが多いので、なんとなく覚えている作品が多かったんです。
ですが、細かな点は結構忘れていたので十分楽しめました。

乙一さんの作品はまだいくつか持っているんですが、持ってない作品も多くて。
改めて読み直したい作品とか結構あるんで、少しずつそろえていけたらなと思います。

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0能者ミナト 5

0能者ミナト〈5〉 (メディアワークス文庫)0能者ミナト 5/葉山透
 完璧な降霊術で人を集める『彼岸の会』。天性の法力を持つユウキは直感し、降霊術がまやかしだと糾弾する。だが、主催者の士道骸に手玉に取られてしまうのだった。この男、総本山から野に下った切れ者で、まったく隙がない。
 かくして、業界ではいかさま師と揶揄されるミナトの出番である。0能者対詐欺師の稀に見る攻防は、騙し合いの熾烈な駆け引きへと発展していく。 霊を降ろしている様子はないのに、霊と完璧に対話してみせる。その矛盾を湊はどう解体してみせるのか?


新刊を購入すると同レーベルの新刊情報とかオススメ作品が書かれたペーパーが封入されていることが多いじゃないですか。
これにもそれがあって。あらすじを読む限り、めちゃくちゃ私好みな作品がいくつもあってめっちゃ読みたいです。でも地元じゃ売ってない(涙)
はずれだと嫌なので、ためし読みくらいはしたいんですけどネットで読めるかなぁ。


さて、本編。
【第1話 石】
【第2話 詐】
【閑話 避】

が収録されています。

口絵の孝元さんが、べるぜバブの夏目に見えるのは私だけかなぁ。
あと、【詐】でミナトと対峙する士道骸の名前にどうも既視感を覚えるのは私だけじゃないですよね。
正直、見た瞬間「六道骸」を連想してしまいました。
ぶっちゃけはじめは「骸」って名前にだけ反応してしまったんですが、三文字中二文字って(笑)


おもしろかったです。
今回、【石】はミナトはあまり登場していません。
映像の中とはいえ、いつもの通り、沙耶たちにヒントを与えているわけですから、さすがです。

九尾の狐って有名ですから名前だけは知っていたんですが、そういう退治のされ方だったとは始めて知りました。

初対面の他人にすらわかってしまうユウキが沙耶に向ける感情なわけですよ。
まあね、以前も書いた気がしますが、沙耶って「初恋のお姉さん」には理想的な人だと思うんですよ。
でも、沙耶はユウキをたよりになる弟みたいな男の子としか思っていないでしょうからね。
しかも、超絶鈍感だからユウキの思いに気付くことはないんでしょう。

そして、次は【詐】
前巻でも予告されていた話です。

霊はいないのに降霊術を行う士道骸と倫寧。
今回の怪異は比較的メジャーな妖怪ですね。「覚(サトリ)」。

倫寧はサイコメトラーのように物体から思念を読み取る力を持つ覚だったんです。
だから、遺品や依頼者の記憶から情報を読み取っていたわけです。

士道との対決は、ミナトの方が一枚上手でしたね。
それは多分、ミナトが0能者だからでしょう。何の力も持たないミナトは自身の思考力が全て。
だから、事前に調べられることは全て調べてからいくし、ある程度推測を立ててから動く訳です。
そう考えると、ミナトが仕事の際に動くのを渋るのはそういう原因があるからなのかもしれませんね。

倫寧の親であるサトリの倒し方はさすがだなぁと思ってしまいました。
ミナトらしい。


最後は【避】
避難の避ですね。

いつものとおり、喫茶店での大人組の会話です。
毎回遅れてくるはずのミナトが何故先に来ていたのかってが主題になってますね。

その理由は、事務所に倫寧が来ていてたから。
倫寧の能力は、親とは違い接触しなければ発動しないとはいえ、ミナトにとって相手が悪いですよね。

そして、倫寧はユウキの秘密を喋らないんだとか(笑)
すごいなぁ、ユウキくん。


次巻に関してはほぼ未定のよう。
作者は大人組のことを書きたいようですが、それもまだ決定ではなさそうですね。
楽しみです。

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