NARUTO―ナルト― 2 最悪の依頼人/岸本斉史
カカシ先生のテストに無事合格し晴れて下忍(見習い忍者)となったナルト、サスケ、サクラの3忍にいきなり大仕事が! 橋作り名人、タズナの護衛に出発したナルトたちの背後に不気味な資格の影が迫る!!
本当は小説を紹介したかったんですが、気付けばもう夕方で。読む時間が足りなかったので漫画を紹介します。
今日はナルト。
【8:だから不合格だってんだ!!】
下忍になってはじめての演習の続き。
演習という名の試験なんですが、前巻は「忍者をやめろ」という衝撃発言で終わっていました。
その理由はこの演習は個人個人の能力を見るものではなく、チームワークを見るためのものだったから。
そういう意味では皆ダメ。だからこその衝撃発言だったんですね。
午後からの演習を行うにあたって、ズル(弁当を先に食べようとした)をしたナルトに弁当を食べさせるなと残して消えたカカシ先生。
しかし、サスケとサクラはナルトに自分の弁当を分け与えようとするんです。
そこにすごい勢いのカカシ先生が現れてやばいと思ったのも束の間、合格を告げられます。
実はカカシ先生のいう殉職した親友とはオビト(とリン)のことなんだろうなぁ。
そこまで深く考えていたかは別としてちゃんとこのころから伏線あったんですね。
最後、しばりつけられたまま置いていかれるナルトに笑ってしまいました。
【9:最悪の依頼人】【10:2匹目】【11:上陸…!!】
【12:終わりだ!!】【13:忍者だ!!】【14:秘策…!!】
【15:甦る写輪眼!!】【16:お前は誰だ!!】【17:闘いの準備!!】
波の国の橋作り職人・タズナを護衛する話。
いわゆる波の国編。
ナルトがあまりにもしょぼい任務が続くことにごねてCランク任務をもぎとります。
というか、いくら下忍の面倒みるためだとはいえ、カカシ先生をこんな任務につかせてるって宝の持ち腐れというかなんというか。
仕方ないことなんでしょうが、改めて読むとすごいなぁ。
Cランク任務では夜盗やゴロツキからの護衛。
けして他国の忍が出てくるようなものではないんです。
しかしながらタズナを襲ってきたのは霧隠れの中忍らしき者たち。
タズナのくらす波の国はガトーなる人物に支配されかけていて。
海上交通・運搬を牛耳ったガトーが唯一恐れているのが、かねてから建設中の橋。
その橋を作るタズナがいなくなれば、建設計画は頓挫し、恐れるものは何もないということですね。
だからこそ忍を雇い、タズナを襲わせたということですね。
Cランクになっていたのはタズナに高額のBランクの依頼料を払うすべがなかったからということらしいです。
鬼兄弟なる中忍を倒したタズナには新たな刺客が差し向けられます。
それは鬼人・桃地再不斬。
無音殺人術(サイレントキリング)の達人として恐れられていた再不斬とコピー忍者のカカシ先生の戦いがはじまります。
写輪眼の説明なんかもされていますが、この頃のサスケってまだ写輪眼覚醒してなかったんですっけ?
なんか説明が人事っぽい。
そしてカカシ先生をちょっと疑っているサスケですが、仕方ないのかも。
うちはは一族郎党惨殺されていますからね。カカシ先生の年ごろといい疑いたくなる気持ちもわからなくもないかも。
再不斬の術でカカシ先生は囚われてしまいます。
その状態でいかにして再不斬に立ち向かうナルトたちがかっこいい。
あまり触れられませんがナルトのああいう発想って実はすごいんですよね。
水牢から逃れたカカシ先生と再不斬の術の出し合いがはじまり、カカシ先生が勝利。
とどめをさそうとしたところで、千本が飛んできて再不斬は死んでしまいます。
とどめを刺したのは霧隠れの追い忍である少年。
しかし、その少年は再不斬の仲間で。
一時的に再不斬を仮死状態にすることでカカシたちの目を誤魔化したってことらしいです。
写輪眼と仮死状態の副作用でお互いしばらく動ける状態ではない。
その状況で、ナルトたちには修行が課せられて……ってところで今巻は終わり。
チャクラの説明とかされています。
ようはチャクラ=エネルギー=生体エネルギー+精神エネルギーであり、術によりその量やバランスは変わってくる、と。
それを効果的にできていないからその修行をするってことですね。
巻数がやたらあるので次巻はなるべく早く紹介したいなと思います。
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