王子と魔女と姫君と 9/松月滉
文化祭の演劇で熱演中の昴。舞台は裏台本に突入して予測不能な展開に! 訳もわからずドレスアップさせられた昴の姿に元・姫たちは大興奮♥ そして、裏台本のラストは「王子と魔女のキス」――!? 「幸福喫茶3丁目」のカフェ・ボヌールの店員達が登場する番外編も収録!
昨日買ってきたの、早速読みましたー。
今回の表紙は仁です。
48話から
54話までと描き下ろしの
番外編が収録されています。
ストーリー的には文化祭の劇の話が大半をしめています。
劇終了後のあれこれとか、昴が熱だしちゃったりしてますが、まあ劇の話ってことでいいかな。
読んでいてよくわかんなくなってきました。
これ
8巻と続けて読まないとダメかも。
うーんと、
米子さん演じる王子に寄り添う赤ずきんの正体は大魔女で、
昴が演じていた王子は本当は王子じゃなくて、魔女が魔法により変化していた。
さらに、仁が演じる魔女の正体は王子だった、と。
理事長のセリフ「あれだけ似てると」という意味深なものがあるんですよね。
だから、この劇のどこまでが前世にあてはめて考えればいいのか……。
理事長といい、米子さんといいどこまで知っているんだろう?
キス云々はさすが少女漫画ですよね。
王道だけど楽しいです(笑)
というか、この作品って変なところちゃんと男の子ですよね。ほら、胸のサイズに反応しちゃったりとかそういうの。
染井さんが登場するのはちょっと久しぶりかな?
そうなんですよね。昴が現状維持を望むということは、隼人先輩に思いを寄せる染井さんも停滞してしまうんですよね。
私、隼人先輩は染井さんとくっついてほしいんで、最近ちょっと隼人先輩にイラッとしてしまったり。
悪い人じゃないし、呪いの詳細が明かされていない今、戦線離脱させてしまうことが良いとは思えないんです。
難しいです。
番外編は、あらすじにもあるとおり
幸福喫茶とのコラボ作品。
まあ、松月さんの作品ってたいてい何かしら繋がってるし(
ラムネ万能薬の感想参照)、昴父が
3巻であべかわやのお菓子の包みを持っていたこともあり設定上は近所だということはわかっていました。
だから、こういう話があっても驚きませんがなんで今やったんだろう?
だってこの作品もう9巻ですよ?
こういうのってそれこそ1巻とか巻が少ないうちにやるか、新装版が出るからーとかそういう時じゃないとあまりやらない気がするんですが。
まあいっか。
次巻の発売は今年秋。
なにやら不穏な雰囲気のただよう予告ですがいったいどうなってしまうのでしょう。
楽しみです。
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