アイシールド21 10 負け犬はいるか/村田雄介 原作/稲垣理一郎
スピードを落とさずにブレーキを踏む! アメリカで地獄の合宿を続ける泥門。自分の欠点を克服するため石蹴りをするセナは、そのヒントを掴みかけていた。そして王城・進もまた過酷な合宿を行っていたが!?
この巻に挟まれていた新刊情報を見てみたら、これが発売された頃って、
リボーンとか
D.Gray-manとか
ぷーやんとかの1巻が出た頃らしくって。
ちょっと笑ってしまいました。
【80th down 日本で一番高い場所】
【81st down 進VSパンサー】
【82nd down 仲間を探して三千里】
【83rd down 守る者 守られる者】
【84th down ゴーストの胎動】
【85th down ダイヤの原石たち】
【86th down 負け犬はいいるか】
【87th down 光の街ラスベガス】
【88th down BLACK JACKは21】
今回は全編アメリカ編。タイトルでわかるとおり、進と言うか王城というかパンサーサイドの話もありますが、それはほんの少しのことです。
進の機械音痴っぷりはさすがだなとか、アポロ監督の「NASAエイリアンズじゃなくてNASAシャトルズ」とかにはおいおいって感じでしたが、パンサーに良かったねといってあげたくなる話でした。
さぁ、アメリカ編後半戦ということはついにあの男が登場しますよ(笑)
そうポジションすらわからないド素人なのにプロテストを受けにわざわざアメリカまで行った瀧夏彦とその妹・鈴音(すずな)。
ひょんなことから彼らと出会ったセナは、中途入学枠に瀧を誘い一緒に死の行進を行うことに。
死の行進の最中、雪光が脱落しかけるんです。
まあ元々勉強しかしてこなかった雪光ですから基礎体力が違うってのはあるんですよね。
でも、雪光は倒れながらもきちんと死の行進を最後までついていくんですからすごいです。
セナの、アイシールドの課題だった「カットの直前でブレーキを踏んでしまう」というもの。
石蹴りの中でそれを克服する技「スピードを落とさないブレーキ」編み出したセナ。
死の行進を終えたセナははじめは抜くことの出来なかったどぶろく先生をぬいてみせたんです。
技名「デビルバットゴースト」だけは明かされていますが、詳細はこの時点では不明。
次巻以降、日本に戻ってから網野戦で明らかになるんだったかな?
借金のせいで日本に帰れないどぶろく。
帰りの飛行機代と借金返済のためのお金を稼ぐため、カジノに向かった泥門メンバー。
まもり姉ちゃんの幸運の女神っぷりはさすがです。
そしてモン太は欲張ったら失敗するってのをマジで体現してくれてます。
変な欲が出る前がすごかっただけに笑ってしまいました。
そういや、アイシールドって動体視力抜群ってキャラいないですね。
いたらルーレットを目押しとか出来そうですけど。
そんでもって、ヒル魔はめちゃくちゃすごい。
ブラックジャックで2000万稼いでしまうわけですから。
まあ、ヒル魔がカウンティングできることはなんの疑問もないんですけど。
そんなこんなでアメリカ合宿編は終了!
次巻からは舞台を日本へ戻し、秋大会がはじまります。
楽しみです。
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