ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 1リエとタエコ/西義之
罪(人間に危害を加えるなど)を犯した霊に対して刑を下し、あの世へ送る能力を持つ魔法律執行人・六氷透(ムヒョ)と、彼の助手を務める草野次郎(ロージー)。そんな彼らを、霊に悩める人たちが次々と訪れ…。戦慄の世界への扉が今、開かれた!!
本当は妖怪アパートの幽雅な日常を読みたかったのですが、あの作品って地獄堂霊界通信を読んでからの方がより楽しめそうで地獄堂を先に読もうとしたんです。
が、今日本が読めなくて。
なので、妥協してムヒョロジです。どっちも幽霊モノですしね。
【第1条 リエとタエコ】
自分が原因で死んだ友達を救ってほしいリエちゃんが依頼人。
1話目なだけあってページ数も多いからなのか大ゴマが多いんですが、タエコ(成れの果て)が普通に怖かったです。
大技小技問わず、ムヒョが魔法律連発しまくってますね。さすが1話。
そして、ロージーもちゃんと役に立ってますね。少しですけど。
そしてムヒョの決めた『依頼人との再開を禁ず』ですが、守れてるのって最初のころだけじゃないですか?
【第2条 キヨミおばあちゃん】
下宿を営むおばあちゃんが依頼人。
おばあちゃんがカレーを持って現れるんですが、ムヒョとロージーは料理が出来ないんじゃなくて材料を買うお金がないってだけでしたっけ?
すっかり忘れてしまいました。でも、ロージー=オトメンってイメージがあるんで料理くらい出来そうですけど。
もうここで『依頼人との再会を禁ず』って守れてないですね(笑)
【第3条 才能】
天才ピアニストの少女が依頼人。
ロージーに変装の才能はふざけてるんじゃないかと疑うほどないですね。
かなりひどい。
もうここでエンチューの影が見えてるわけですが、3話目でそれってちょっと冒険です。
これってエンチューの話が全て出来たから良かったものの、全てを語り終える前に打ち切られたら結構悲惨ですよね。
富、容姿、才能、名声……確かにそれらが全てそろっていたら妬まれても仕方がないのかなぁ、と思います。
【第4条 プレゼント】
ロージーとムヒョが喧嘩する話。
というか、ロージーがいろいろ理解してないだけっていうか。そんな感じ。
まあこの2人って身長だけでなく、地位や知識にも差がありすぎるんですよね。
なので、この手の喧嘩は仕方ないことなのかな?と。
【第5条 看板破りのケンジ】
ケンジが肝試しをする話。
ナナちゃんよりケンジの方が先立ったっけ?と思ったのですが、よく思い出してみたらケンジがナナちゃんを連れてきたんでしたっけ?
うっすらそんな記憶があります。
あの年ごろの子供って意地だけで危険に近づいていきますもんねぇ。
【特別読切 ムヒョとロージーの魔法律相談事務所】
時期的にも金未来杯のときに掲載された読切だと思います。
バクマン。で金未来杯の話があったときに「ムヒョロジは第一弾だったけど~」ってセリフがあった気がしたので、多分そうかな?
ロージーの髪型が違いますね。
そして、魔列車って随分と大技ですね。さすが読切。
構成としては1話とだいたい同じなのかな?
依頼人が怖い目にあって一緒に連れてかれそうになるけど、霊が心を取り戻して霊に助けられる――って形。
ムヒョが実は言うほど酷い罪に処してないのも一緒ですね。
ムヒョロジってもう1本読切があった気がしたんですけどそれは他の巻に収録されてるのかな?
もうすっかり忘れてしまってるので、楽しみに読もうと思います。
明日こそ地獄堂を読みたいです。
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