ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 2前兆/西義之
「三年早えェ」魔法律の総本山・魔法律協会から昇級試験の通知を受けたロージーに、ムヒョはそう言い放つ。ムヒョに認めてもらおうと、ロージーが取った行動とは!? そして、謎の人物エンチューとムヒョの因縁の過去とは!?
ムヒョロジの2巻です。
表紙はエンチュー。
エンチューとの確執ってこんなに早く描かれてましたっけ……。
読みきりから全部読んでる気がするんですが、あんまり覚えてませんでした。
というか、前巻のあらすじが長すぎてびびりました。
いや、確かに前巻の登場人物はほとんどが使い捨てなのでムヒョ、ロージー、ケンジくらいしか登場人物紹介に載せるのがいないのでスペースが余るのはわかるんですけどね。
【第6条 消えないモノ】
事務所に依頼がくるタイプの話。
正直、この巻に収録されている作品の中では一番印象がうすいです。
まあ残りはナナちゃんにエンチューと、主要登場人物ですからね。
そっちの方が印象に残りやすいのは仕方ないです。
【第7条 ナナの写真】【第8条 ナナとパパ】
ナナちゃん登場。
ナナちゃんの名前の由来は誕生日が7月7日だからなのかな、とか今回読んで気づきました。
このナナちゃんとお父さんの話ってなんかどこかで見たことあるような気がしてなりません。
なんだったかなぁ、ブリーチの織姫ちゃんの話ってどんなんでしたっけ?
こんな感じだったような気がしないでもないんですが、ブリーチはジャンプでしか読んでないので昔すぎて覚えてません。
ムヒョが厳しいことを言いつつも結局、優しい罪なことが多いのもこの作品の特徴かもしれませんね。
ナナちゃんの霊媒体質は家系的なものらしいんですが、お父さんがインチキ心霊写真を作っていたのってお父さんそういう写真をたまに撮ってしまう人だったのかなぁ、と。
霊媒って女性的なイメージがあるので、お父さんよりナナちゃんの方が力が強かったのかな、とかいろいろ考えてました。
【第9条 ロージーのペン】
昇級試験導入話。
これからロージーの武器としてかなり活躍する「魔封じの筆(ペン)」を手に入れます。
ムヒョはかなり言葉が少ないので、ロージーがああ突っ走っちゃうのもわかるんですが、軽率すぎる。
ロージーは突っ走ってもいいことないんだ、と早く学んでくれたらいいのに、と思います。
ロージーの魔法律家を目指す理由「人を救いたい」。
それをムヒョが信じているというか、期待しているんだなぁ、と。
巻が進んでからの出来事は覚えていたんですけど、こんなに早くあったのはすっかり忘れてました。
【第10条 気配】【第11条 前兆】【第12条 狂気】【第13条 誇り】【第14条 となり】
魔法律協会を舞台としたムヒョVSエンチューのバトル第一弾。
このシリーズでヨイチとエンチューが登場します。
ヨイチがMLS――魔法律学校時代の確執を語ったりするわけなんですが、連載当時からずっと気になっていることがあるんです。
ムヒョって何歳なの?
多分、この作品ってケンジとナナちゃんくらいしか年齢がわからないんじゃないでしょうか。
ムヒョとヨイチが同い年ってことはないよなぁ、と思っているんですがどうでしょう。
そしてこの巻に登場するエンチューは女性に見える……。
綺麗な顔してるし、髪結構長いし、目パッチパチだし。
ロージーが今回の騒動の活躍により一級書記官仮免となったところで今巻は終了。
次巻はなんだったから覚えてないので、楽しみです。
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