忍者ブログ

(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   
カテゴリー「【漫画】雷句 誠」の記事一覧

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

金色のガッシュ!! 8(文庫版)

金色のガッシュ!! 8(文庫版)/雷句誠
 ガッシュの必死の説得で、共に闘う事を決意するパムーン。だが、そんなガッシュ達の前に、千年前の魔物達を引き連れたゾフィスの姿が!!
 襲いかかる魔物の大群に、心の力を使い果たした清麿達は最大のピンチに! 追いつめられた最悪の状況で、彼らの前に現れたのは――!?
 千年前の魔物達とパートナーを解放するため、ガッシュと仲間達は最凶魔物・デモルトとの直接対決へ! 強敵・ゾフィスとの戦いは、いよいよ最終局面へ突入する!!


かなり久しぶりのガッシュです。
アニメを見ている当時は全く気づかなかったんですが、最近になってゾフィスとデジモン無印の太一の声優さんが一緒だと知ってなんかしょっぱい気分になりました。


【LEVEL.141 もうひとつのかお】【LEVEL.142 許せぬ者】【LEVEL.143 シェリーの線】
パムーンを恐怖から救うものの、ゾフィスによって本を燃やされてしまい、ピンチになってしまう話。

前巻はパムーン最強の技ペンダラム・ファルガパムーンを放った、というところで終わっていたんでしたか。
パムーンはガッシュの行動と言葉に心を動かされ、仲間としてゾフィスに立ち向かおうとします。

しかし、それは叶わなくて。ゾフィスにより本を燃やされてしまいます。
そのゾフィスの行動を疑問に思った清麿。
ゾフィスが言葉通り再び石に戻すことが出来るのなら石に戻せばいいだけの話。
ある程度時間を置いてから石化を解いたほうが、恐怖がよみがえりいうこともきくようになるだろうし、戦力的にもいいじゃないですか。燃やしてしまったら戦力が減ってしまうわけですし。

清麿の追及は長くは続きません。というのも、ゾフィスがたくさんの魔物たちをけしかけてくるから。
1体2体ならともかく数十ともなると防戦一方。
そんな状況に現れたのはシェリーとブラゴでした。

2人は圧倒的な力で1000年前の魔物を一掃してしまいます。
もう本当にすごいですね。

清麿たちのように連戦しているわけではないってこともありますが、かなりの数の呪文を唱えても心の力がなくならいこと、どうしても呪文を唱えているだけになりがちなパートナーであるシェリーがきちんと戦いに参加しているあたりがすごいです。


【LEVEL.144 戦いの場へ】【LEVEL.145 自動制御(オートコントロール)】【LEVEL.146 石の呪縛】
VSパティ、ビョンコ、レイラ。

ゾフィスはシェリーとブラゴとともに己の戦いに向かいました。
ガッシュたちは月の石の破壊、操られた人間の解放に向かいます。

そこでパティとビョンコと戦うことになります。
まあ、ビョンコのパートナー・アルヴィンは入れ歯がなくて呪文を発音できず全く戦いに参加できてないんですけどね。

その戦いの最中、キャンチョメ、フォルゴレ、ナゾナゾ博士と合流します。
そして、体力と心の力を回復するために月の石の光のもれる一角に飛び込もうとするんです。

そこにいたレイラはガッシュたちに攻撃してきます。
というのも、ガッシュたちを逃がしたことがゾフィスにばれてしまったレイラは石に戻されかけるんです。
それは、ゾフィスの心を操る力による幻。でもレイラには、1000年前の魔物たちにはそう思えない。
ゾフィスの狡猾さがよくわかります。

レイラを説得するのにあたり、清麿は魔本をナゾナゾ博士に預けているんです。
で、この時のフォルゴレがかっこいい。
「清麿は…正しい。正しいことをしているんだ、一番来るしんでるのはレイラだ、その子を助けるのに攻撃は必要ない」
「何、大丈夫さ。やばくなってきたら、私が体を張って助けにいく。」
フォルゴレってふざけているイメージがすごく強かったんですが、この辺から「カバさん」の伏線があったのかなぁ。

一度はゾフィスの支配に負けて、石へと変わる幻覚に支配されてしまうレイラ。でも、アルベールの涙で石化はとけます。
操られているだけだったアルベール。でもそれだけじゃなかったんですよね。


【LEVEL.147 「月の石」の番人】【LEVEL.148 戦慄の雄叫び】
月の石を守る魔物・デモルトに圧倒される話。

一足先に月の石のもとにたどり着いていたティオ・ウォンレイ組。
しかし、狂戦士(バーサーカー)・デモルトに圧倒されていました。

その光景とデモルトの雄叫びにすくんでしまった清麿たち。
一番に動いたのはレイラでした。

もうレイラすごすぎます。
レイラってサイズ的にはガッシュやティオとそう変わらない幼児サイズなんです。
それが自分の何十倍もある魔物を呪文の力も借りず投げ飛ばすんですからびっくりです。

レイラの頑張る姿を見て、清麿たちも戦えるようになったところで次話へ続きます。


【LEVEL.149 最凶のふたり】【LEVEL.150 かすかな光】【LEVEL.151 思わぬ光】
【LEVEL.152 最後のワガママ】【LEVEL.153 手をつないで】【LEVEL.154 禁断の呪文】
【LEVEL.155 第七の術】【LEVEL.156 さあガッシュ】
VSデモルト。

ブラゴが「力だけならゾフィスよりも」と言っていた通り、デモルトはかなりの強さを誇ります。
しかも、デモルトのパートナーであるローベルト・ヴァイルはゾフィスに心を操られていない人間でした。

玄宗は戦いを求めていましたが、このヴァイルがもとめていたのは力。
玄宗より性質悪いですよ。ヴァイルはゾフィスが王として魔界に帰ったあとに月の石の力を犯罪に利用しようとしていたんです。

そんなやつに勝たせるわけにはいきません。
戦いの最中、わずかな勝機を探して清麿は攻撃を繰り返します。
このときのフォルゴレのセリフに、よく理解しているなぁ、とちょっと感心してしまいました。

改めて思い返してみると、このメンバーの中でキャンチョメ組って一番登場が早いんですよ。
付き合い長いだけのことがあるんだなぁ、と思うと同時に今まであまり興味のなかったフォル清に目覚めそうになってしまいました(笑)
フォルゴレかっこいいよ。

そして、どうにかしてバオウ・ザケルガをあてるものの、さすが狂戦士。それでも倒れない。
絶体絶命のピンチに助けにやってきたのパティとビョンコでした。
パティは、今まで自分が悪いことをしたという自覚がなかったわけです。
それが、清麿とレイラのやりとりを見て、レイラの涙を見てようやく罪の意識を持った。

だから、せめてもの罪滅ぼしとして参戦したわけです。

途中泣いてしまいました。
パティのわがままをただ黙って聞いていたパートナーのウルル。
ゾフィスに協力するようになったがために、嘘をついてまで呪文を唱えなかったアルヴィン。
パティとビョンコがゾフィスのもとを離れ、ガッシュたちに協力することを決めた今、彼らがパティの「最後のわがまま」をきかない理由はありませんよね。

なんとなくまぬけな印象しかなかったビョンコが思ったより強くて、ちょっとびっくりしてしまいました。
でも、雷句さんってそういう見た目まぬけなキャラ(モモンとかコーラルQとかキャンチョメとか)にもかなりの力を与えているのであんまり驚くことじゃないのかも。

で、ビョンコとパティの命がけの行動で月の石は破壊されます。
パティの特徴のひとつであるあの髪の毛が……。はじめて読んだときにはびっくりしたなぁ。
確かに、敵の目を欺くための方法としてはありがちなものなんですけど、女の子(多分、結構手入れとか気を使っていたと思うんです)が、と考えるとちょっとね。
というか、アニメの印象が強くて水色髪だと思っていたんですが原作は灰色なんですね。今回表紙見て気づきました(笑)

月の石が破壊されたことでやけになったヴァイルはやけになってゾフィスに禁じられた危険な術ギルガドム・バルスルクを使ってしまいます。
それはデモルトをパワーアップさせるとともに、精神的にもデモルトを優位にたたせてしまうもので。
ヴァイルはデモルトの腹の中で心の力を出し続けるだけの存在になってしまいます。

今まで以上の力を得たデモルトに対抗するため、ガッシュは新たな呪文を覚えます。
それは「ザクルゼム」。帯電効果のある術で攻撃を強力にする技です。
意識の戻ったアルとレイラの本当のパートナーとしての息のあった攻撃もあり、デモルトを倒します。

ウォンレイも意識を取り戻し、一息つくガッシュたちですが、まだ終わっていません。
そう、黒幕であるゾフィスが残っています。


【LEVEL.157 まだ終わらない】【LEVEL.158 本当の姿】
【LEVEL.159 お日様とお月様】【LEVEL.160 今のために】
ゾフィスVSブラゴ。

シェリーが精力的に戦いに参加していた原因。
それは親友ココを救うためでした。

貧乏ながら心優しい少女であったココ。ゾフィスは戦いにおいてココのそんな心が、性格が戦いには向かないことを理解していました。
だから、心をいじり、好戦的で残虐な心を植えつけた。

実際にココと再会したシェリーは、ゾフィスの言葉に心ゆらされてしまいます。
頭では理解していても、動揺は隠せなくて本来の力を発揮できません。
この辺はさすがです。伊達に何十もの軍勢を支配していたわけじゃありませんね。

ブラゴの言葉に、操られながらも必死に助けを求めるサインを出すココにシェリーは気づいて。
シェリーはようやくココを助け出すことが出来た、というところで今巻は終わり。


もうちょっと後日談的な話があるはずですが、それは次巻ですね。
おもしろかったんですが、それにしても長くなりすぎましたね。

拍手[0回]

金色のガッシュ!! 7(文庫版)

金色のガッシュ!!(7) (講談社漫画文庫 ら 1-7)金色のガッシュ!! 7(文庫版)/雷句誠
 操られた千年前の魔物達を解放すべく、諸悪の根元・ゾフィスの城塞へ! ガッシュ達と、行く手を阻む魔物達との戦いは熾烈を極める!!
 次々と襲いかかる魔物達との死闘に、疲れ果てていくガッシュと仲間達。そんな中、目の前に現れた魔物の少女・レイラが、なぜか敵であるガッシュ達をピンチから救い……!?
 戦う事を決意したウマゴンが、ついにパートナーと共に参戦! 激化する戦いにウォンレイ、キッド達も助っ人として登場する!!


今巻はレイラが表紙。アニメの声優とカラーリングからこの子を見るとおんぷちゃんを思い出してしまいます(笑)


【LEVEL.120 パートナー】【LEVEL.121 なつかない理由】【LEVEL.122 強い瞳】【LEVEL.123 強く深く】【LEVEL.124 心の会話】
VSダルモス。

ビクトリームを倒し、一息つく間もなく新たな千年前の魔物たちがやってきます。
ダルモスとレイラ。

戦おうにも清麿たちは先の戦いでもう心の力はつきています。
万事休すかと思われた時、レイラがガッシュたちを逃がしてくれるんです。
レイラは千年前の魔物たちがしていることが間違っていると気づいていた。心を操られ術を出すための道具となりはてているパートナーと心を通わせたかった。
石に戻ることに恐怖を覚えながらも、ロードに逆らおうとしていたんですね。

ガッシュと清麿はレイラと協力してダルモスを倒すために残ります。すでに心の力がなく、本を持っていることはリスクしかないため清麿はガッシュの魔本をティオに預け、レイラとともに戦います。

が、術を使えない状態でそう簡単に倒せるはずもなく、苦戦を強いられます。

戦いの場から逃げたかのように思えたウマゴン。
ウマゴンは戦うことが嫌いな優しい魔物であり、魔界にいたころからガッシュの友達だったと。
人なつっこいはずのウマゴンが清麿にだけは厳しかった理由もここで明かされています。
「清麿というパートナーがいることでガッシュが戦わなくてはいけないから」。
そういうことらしいです。

彼が戻ってきたとき、戦況は大きく変わります。
そうウマゴンのパートナーであるサンビームさんを伴っていたんです。

はじめての戦いであるはずの2人ですが、とてもそうとは思えない戦いっぷりでダルモスを倒します。

ガッシュたちはレイラから千年前の魔物たちが1グループ街の方から戻ってくることを聞きと、急いでティオたちの後を追い、街へと戻ります。
再び戻ってくることをレイラと約束して次話へ。


【LEVEL.125 託された本】【LEVEL.126 ともに戦う】【LEVEL.127 最強の魔物】
ウォンレイ&キッドVS千年前の魔物たち。

レイラが言っていた千年前の魔物たちに見つかってしまったティオたち。
アポロの先見の力で、一撃目を避けることはできたもののこちらも心の力はすでに空。足である車も壊され(まあ無事乗れたとしても逃げれたとは思えませんが)、一方的な戦いになるかと思われたとき助っ人が登場します。

あらすじでも書かれていますが、ウォンレイとリィエン。
そしてキッドとナゾナゾ博士です。

ウォンレイたちが来ることは覚えていましたが、このタイミングで来るとかもうかっこ良くて仕方ないです(笑)

途中、ウマゴンのゴウ・シュドルクで急いで戻ってきたガッシュたちとも合流し、なんとか千年前の魔物たちを退けることに成功します。

その夜、ナゾナゾ博士の口からロードの正体が明かされます。
読者にはすでに承知のことであったとはいえ、ガッシュたちはようやくここで敵の正体を知るわけですね。
そして、シェリーとブラゴもガッシュたちと協力することはないとはいえ、打倒ゾフィスに執念を燃やしていることがしれます。
まあ、シェリーにとってはゾフィスは親友を奪った憎い相手ですから。

というか、魔物の子たちの反応からするとブラゴと戦ってなお生き残っているってことは本当にすごいことのよう。
確かに、シェリーもブラゴも容赦なさそうですし。
シェリーの心を動かすことが出来たあの時の清麿は本当に運がよかったんですね。


【LEVEL.128 一本の道】【LEVEL.129 エマージェーシー】
12人で敵地へ乗り込む話。

ガッシュ、清麿、ティオ、恵、キャンチョメ、フォルゴレ、
ウマゴン、サンビームさん、ウォンレイ、リィエン、キッド、ナゾナゾ博士。

12人全員で頂上目指してかけのぼっていく訳ですが、そう簡単に話は進みません。

ゾフィスの妨害を受けて、バラバラになってしまいます。
作戦E(エマージェーシーのE)を展開し、1組にならないように2組ずつ行動をとることになります。

ガッシュ、清麿、ウマゴン、サンビームさん。
ティオ、恵、ウォンレイ、リィエン。
キャンチョメ、フォルゴレ、キッド、ナゾナゾ博士。

それぞれの先で待ち受けているのは、千年前の魔物たちの中でも特に強い魔物たち。

ベルギム・E・Oが出てきた瞬間に笑ってしまった私は悪くないはず!


【LEVEL.130 完璧な格闘技】【LEVEL.131 強さを求めて】【LEVEL.132 残るもの】【LEVEL.133 守る王様】
ティオ&ウォンレイ組VSツァオロン&玄宗

ティオたちの前に現れたのは棍を持った少年の魔物。
ウォンレイがツァオロンを相手にしている間にリィエンがパートナーから魔本を奪うという作戦に出るのですが、失敗してしまいます。

その理由は、パートナーである玄宗に自由意志が残されていたから。

千年前の魔物たちのパートナーは言うまでもなくとうに亡くなっています。今現在彼らのパートナーをつとめているのは本来のパートナーの子孫たち。
子孫とはいえ、心の形が違うためほとんどが魔本を読むことすら出来ませんでした。ゾフィスの心を操る能力で無理矢理形をあわせて術を出せるようにしたらしいんです。
その時に戦いを嫌がるであろう人間たちの心をなくすようにいじったのもまたゾフィス。

玄宗は強い相手と戦いたいという思いがあり、自ら戦いに身を投じることを選んだため、心の形の調整だけしかしてないんだとか。

素手でティオのセウシルにひびをいれることが出来る玄宗に苦戦を強いられます。
正直、このあとの展開を知らなければウォンレイが魔界に帰ってしまいそうですごくハラハラしたと思います。

お互いに思い合っているウォンレイとリィエン。
しかしながら遠くない将来、2人は別れなければいけない。
ちょっと悲しいけれど、本当にこの2人はすごいです。


【LEVEL.134 一緒に戦う】【LEVEL.135 何もしてない人】【LEVEL.136 僕の王様】
キャンチョメ&キッド組VSベルギム・E・O。

ベルギム・E・O。ビクトリームと同じ「見た目が変なバカでむちゃくちゃだけど強い」系の魔物。
脳内ボイスはフリーザ様(中尾さん)です。

この辺の話はサンデーを立ち読みして泣きそうになった覚えがあります。
今回もまたちょっと泣いてしまいました。
確かキッドが消えてしまう週に、コナンでもキッドが出ていて「キッドが~」っていったら「え!?怪盗キッド死んだの?」ってすごく驚かれた覚えがあります。キッド違いです。

ただ死にいくのを待っていたナゾナゾ博士。
博士にとって、キッドは孫みたいなものでもあり、導いていかねばならない存在だったのですね。

キッドが魔界へ帰り、3人となってしまいましたが彼らもまた先へ急ぎます。


【LEVEL.137 12人の仲間達】【LEVEL.138 強さの秘密】【LEVEL.139 石版の恐怖】【LEVEL.140 闇に指す光】
ガッシュ&ウマゴン組VSパムーン。

複数のヒトデで見えないところから攻撃をしかけてくる魔物が相手です。
徐々に正確になっていく攻撃。
千年も石になっていたわけですから、はじめはブランクがあったってことなんですね。

清麿の頭脳で、魔物の位置を割り出し本格的な戦いが始まります。

この魔物・パムーンは清麿の元にあった石版の魔物。
あの時の清麿は正直おかしかったのでかなりめちゃくちゃなことをやっていたんですよね。
その屈辱をパムーンは忘れていなかったあたりは笑ってしまいました。

しかしながらその怒りのせいで状況はさらに悪化して。

パームンは元々、優しい魔物だったのでしょう。
頭では敵の罠だと解っていたのにも関わらず、幼女の悲鳴に攻撃を躊躇い、そのせいで石にされてしまったわけですから。

千年。
石版のままさまよい続け、魔界に戻ったとしても彼らを知るものはいないと。
すっかり忘れていたのですが、魔界の王を決める戦いに参加する魔物は子どもだけなんですよね。
どれだけ大人びていても、彼らもまた子ども。
寂しさに耐え切れなくても仕方ないのかも。

ガッシュの言葉に動かされて、半ばヤケになったパムーンの最強の技ペンダラム・ファルガとガッシュのバオウ・ザケルガが激突するというところで次巻へ続きます。

毎度のことながら長くなりすぎました。
次巻、ゾフィスと直接対決のよう。楽しみです。

拍手[0回]

金色のガッシュ!! 6(文庫版)

金色のガッシュ!!(6) (講談社漫画文庫 ら 1-6)金色のガッシュ!! 6(文庫版)/雷句誠
 “やさしい王様”を目刺し、強く成長を遂げる清麿とガッシュ。だが、その陰で邪悪な陰謀が動き始める!
 千年前の魔界の王を決める戦いで、石に封印された魔物達。その封印を解いたのは、謎の魔物・ロード。千年前の魔物達とパートナーの人間を操り、ライバルの一掃を企てるロードに対し、清麿とガッシュは戦う事を決意するが――!?
 次々に襲いかかる魔物達に仲間と共に立ち向かう! 清麿とガッシュの戦いは、新たなステージへ!!


華麗なるビクトリーム様(笑)が表紙です。
あらすじにもある通り、この巻から千年前の魔物との戦いが始まります。


【LEVEL.100 一途な思い】【LEVEL.101 最悪の相性】【LEVEL.102 怒りの形相】
VSパティ&ウルル。

パティは一見するとわがままながら恋するかわいい女の子なんですが、かなり怖いです(笑)

パティは魔界時代からガッシュに恋していたんですね。ストーカーっぽい彼女の思いはガッシュにはまったく伝わっていなかったんだと思うのですが、ガッシュは魔界時代の記憶を失っています。
そんなことを知らないパティは存在時代を忘れられたと思い、恋する乙女から夜叉?修羅?まあとにかくそんな感じに豹変してしまうわけですね。

彼女の術は「水」。
攻撃も守りもなかなかに強く、水でガッシュの雷を吸収してしまうがために、パティやウルルの元にまで電撃が届かないんですね。

パティの(たぶん)最大呪文スオウ・ギアルクとバオウ・ザケルガの戦いとなり、バオウが打ち勝ったというところで次話へ。


【LEVEL.103 悪しき力】
パティVSガッシュにビョンコが乱入し、パティをロードの元まで連れていく話。

以前、清麿の元にあった謎の石版。
ビョンコが回収していたそれは1000年前の王を決める戦いの敗者たちだったんです。
ゴーレンという魔物の技により、石となった彼らは1000年もの長い間過ごさざるを得なくなっていたのです。

ロードは彼らを石から元に戻し、今回の戦いに自分のコマとして利用しようとしていたのです。
そして、ビョンコやパティは1000年前の魔物たちをまとめるための手足として働いていくことになります。


【LEVEL.104 再試合(リターンマッチ)】【LEVEL.105 千年前の戦士】【LEVEL.106 感情なき敵】
パティが再びガッシュと清麿の前に現れ、1000年前の魔物との戦いが始まる話。

パティが連れてきた1000年前の魔物は3体。
彼らは石にされていた恨みで攻撃力も高く、肉体的にも今の魔物よりタフ。

苦戦を強いられる2人ですが、パティの話を聞いて怒り再び立ち上がります。

1000年前の魔物のパートナーなどとうの昔に死んでしまっています。
ならば、今現在彼らの術を唱えているのはいったい誰なのか、って話ですよ。

パティの説明によると彼らは本来のパートナーの子孫であり、ほとんどの人間が本を読むことすら出来ず、本を読めても術を出せた人間はいなかったのだとか。
本当のパートナーと心の形が似ている子孫たちの心の波長をロードの心を操る力で無理矢理あわせて術を出せるようにしたんだそう。
その際ついでとばかりに、戦うに不都合な感情をなくしてしまった、と。

その行為はコルルの件もあり、2人が嫌悪しているもの。得意げなパティの語り口は2人の神経を逆なでするものでしかありません。
ブチギレるのもわかりますよね。


【LEVEL.107 自業自得】【LEVEL.108 光】【LEVEL.109 ロードの正体】
ティオと恵が助けに来て、ロードの正体が明らかになる話。

怒りで再び立ち上がる2人ですが、すでにボロボロ。
心の力もつきかけています。

そこを助けに来たのがティオと恵。
彼女たちもまたナゾナゾ博士と出会い、新たな術を手にしていたのだとか。
ティオと恵の力を借りて、1000年前の魔物3体のうち、2体を倒します。

今回から登場するティオのサイフォジオは回復の術。
これから先の戦いでかなり重宝する技ですね。

そして、ロードの正体が明らかになります。
ブラゴ曰く、今回の戦いにロードなる魔物はいない上、心を操る能力を持っているのはただ一人。
そう、シェリーの親友・ココの心を操り、戦いに無理矢理巻き込んだ残虐非道な魔物・ゾフィスです。

それぞれに怒りを覚え次話へ。


【LEVEL.110 手紙】【LEVEL.111 泣き虫】
【LEVEL.112 キャンチョメの力】【LEVEL.113 力の電池(バッテリー)】
【LEVEL.114 戦い方の選択】【LEVEL.115 最大×最大】【LEVEL.116 約束】

ゾフィスの居城であるデボロ遺跡に向かい、戦いがはじまる話。

1000年前の魔物のパートナーであった人たちが持っていたタイルから遺跡を特定して清麿でしたが、そんなことはナゾナゾ博士はすでに知っていたようで、あれは清麿でなくても怒るなぁと思ってしまいました(笑)

遺跡に向かったのはガッシュ、清麿、ティオ、恵、そしてウマゴン。
さらにキャンチョメ&フォルゴレとも合流し3組+1で敵の本拠地に乗り込みます。

さっそく、戦闘となるわけですがキャンチョメ、フォルゴレ、ウマゴンの3人で1体倒してしまうのですからすごいです。
この頃のウマゴンはまだパートナーと出会っていないので(いや、正確には出会ってはいるのでしょうが)、呪文は使えないってことを考えるとすごいことです。

そして、ガッシュとティオははじめて1000年前の魔物と会話します。
会話することで、彼を「かわいそう」だと感じたガッシュ。

wikipediaで調べたところ、トゲトゲ頭の魔物の名はアルム。
最後の言葉「負けんじゃねえぞ」といい、元々いい魔物だったのでしょう。

しかしながら、ゾフィスの支配下にあることで魔界に帰ることも出来ず、再び石になることの恐怖と戦い、現代の魔物との戦い戦わざるを得なかったってところなんだろうな。
そしてバックアップはアポロがこなしているようです。
解放された人間たちを元いた国に戻したりだとかそういうめんどくさくてお金のかかることはアポロがどうにかしてくれるんですね。
さすが財閥社長。

最後、あのV(笑)が動き出したってところで終わり。


【LEVEL.117 “V”の襲来】【LEVEL.118 光る球】
【LEVEL.119 共同作業(コンビネーション)!】

VSビクトリーム&モヒカン・エース。

ついに登場です。華麗なるビクトリーム様です(笑)
アニメの印象が強いので、脳内では若本ボイスで再生されてます。ついでにベリーメロンも。
いやぁ、すごいですよね。ビクトリーム。

清麿のセリフに全てが込められているというか。
「華麗なるビクトリーム、バカだが強い!!(中略)こいつ…笑えるが強いんだぞ!!!」

清麿の作戦で、それぞれの能力をうまく使って、どうにかこうにかビクトリームを倒します。
一息つく間もなく、新たな魔物(レイラたちですね)がやってきて……ってところで次巻へ続きます。

次巻はきっと全編石版の魔物編かな。
なんとなくは覚えていますが楽しみです。

にほんブログ村 漫画ブログ コミックス感想へ ブログ王 ブログランキング

拍手[0回]

カレンダー

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

ad


ランキング



ブログランキング・にほんブログ村へ

カテゴリー

バーコード

ブログ内検索

プロフィール

HN:
柊木かなめ
性別:
女性
職業:
北海道のド田舎に住む会社員
趣味:
読書
自己紹介:
隠れ腐女子・柊木かなめのだいたい感想ときたま日常。
腐った視点からの感想もあるので苦手な方はご注意してください。
ツイッターやってます

何かあればこちらから→お問い合わせ

※当ブログはamazonアソシエイト並びにGoogleアドセンスを利用しています。
詳しくはこちら

ブログ村ランキング

広告

マクロミルへ登録 忍者AdMax

アーカイブ

Copyright ©  -- (腐)的感想文 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]

PR