トリコ 5 リーガル高原へ!!/島袋光年
リーガルマンモスの親を探し、トリコたちはリーガル高原へ! 目的は、マンモスの体内に存在する“宝石の肉(ジュエルミート)”! 襲いくる猛獣共を倒し進む一行だったはその行く手に、またもや美食會が操るGTロボの影が!?
きらめく宝石とサニーが表紙のトリコ5巻です。
宝石に負けないだけの存在感をかもし出すサニーはさすがです(笑)
【グルメ35 リーガル高原へ!!】【グルメ36 疾走!リーガル島!!】【グルメ37 美食會とグルメ細胞!!】
【グルメ38 デビルアスレチック】【グルメ39 荒ぶる象!!】
トリコ&リン、小松&サニー、そしてテリーがリーガル高原を目指す話。
前巻のロックドラムの攻撃により、バラバラになってしまったトリコたち。
小松とサニーの工程が比較的ほのぼのしているんですが、トリコとリンちゃんの進む道は険しすぎます。
白い森林(ホワイトフォレスト)と悪霊の遊び場・デビルアスレチック。
捕獲レベルが(この当時としては)高めの猛獣たちを連続して相手にしなくてはいけない状況に陥ってしまいます。
まあ、小松たちの方が進む道は先に美食會が通って猛獣達を殺しているから、ってこともあるんですけどね。
きっとこれも小松の(食)運の良さのせいだったりするんだろうなぁ。
そして、サニーの口からグルメ細胞の説明がされています。
深海に住むクラゲから採取されたグルメ細胞に適合することにより驚異的な生命力を手に入れ超人と化す、ってことらしいです。
その細胞をパワーアップさせるためによりおいしいものを手に入れようとトリコたちIGOと美食會は食材をかけてバトルするようなことになっているわけです。
トリコの後を追ったテリー。
しかしながらその後を美食會副料理長であるスタージュン様に追いかけられてしまったんですね。
その足止めをしようとテリーはそこに残り、トリコたちは先を急ぎます。
一方その頃、一足先にリーガル高原への入り口・リーガルウォールにたどりついていた小松とサニー。
サニーの触覚で崖をのぼっていくのですが、上から謎の物体が迫ってきて……ってところで次話へ。
【グルメ40 現れた男!!】【グルメ41 対決&侵入!!】
【グルメ42 死相…!?】【グルメ43 サニーの怒り!!】
リーガルマンモスを発見、美食會との戦いが始まります。
前話の引きで上から落ちてきた巨大な物体はなんとリーガルマンモス。
崖から転げ落ちてきたようです。
そのままでは下敷きになってしまうという危険な状況だったんですが、トリコとサニーの連携技でどうにか危機を脱します。
しかし、リーガルウォールに巣穴をもつヘビークリフに襲い掛かられてしまうんです。
焦るサニー。しかし、ココさんがかっこよく現れてヘビークリフたちを行動不能にしてくれます。
いや、これは本当にカッコいいです(笑)
サニーさんがちらっと語っていた「助けるならもっとギリギリで駆けつけた方が美しくね?」を地で行く感じ。
拗ねちゃうサニーに笑ってしまいました。
わいわいやっているところに巨大GTロボが現れます。
操縦者はギド。体内は支部長セドルがすでに侵入していて一刻も争う状況であることから、ココがギドを相手にし、残りのメンバーが体内に侵入することに。
リーガルマンモスの体内に入る直前にココの目に誰かから死相が出ていることが見えます。
しかし、誰か死相が出ているかはわからなくて……。
なんとも不安が募ります。
このときにリンちゃんがデビルドリアンフレグランスなるものを使っているんですが、先日登場したドドリアンボムに比べたら全然たいしたこと無いなぁ、と(笑)
でも、ドドリアンボムでの匂いも感じなかったゾンゲ様ならこのデビルドリアンフレグランスもきかないんだろうなぁ。
そして、体内に侵入したトリコたちはすぐにGTロボと遭遇します。
なんとなく気持ちの悪いGTロボの相手をサニーがする、ってところで次話へ続きます。
ココとサニー、どちらも一人で戦うことを望むわけですが、その理由の違いがすごくそのキャラらしいなぁ、と思いました。
ココは毒のせいで巻き添えにしてしまわないように、サニーは本気を出したときに美しくないもの(トリコの鬼というかスタンドみたいなやつ?)を見せたくないから。
次巻はきっとバトルですね。どうなるかは知っていますが楽しみです。
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