べるぜバブ 魔王外伝 田村隆平短編集/田村隆平
人類を滅ぼす為にやってきた大魔王の息子・ベル坊を拾った男鹿は育ての親に選ばれてしまった…!? 週刊少年ジャンプの人気作「べるぜバブ」連載前の読切に加え、爆裂ヒーロー物語「大宮ジェット」、他2編を収録!!
古市パニックが収録された
20巻が発売されましたね。
田舎なのでまだ入荷されていなくて手に入れてないのですが、めっちゃ楽しみです。
今回は、短編集です。
【べるぜバブ】…金未来杯の本誌掲載作品。
【大宮ジェット】…ヒーローの話。
【ニライカナイより】…少年が少女を振り回して冒険する話。
【URA BEAT】…デビュー作の探偵モノ。
が収録されています。
読み終わって思ったことは「田村先生流用しすぎ」でした。
それというのも、
【ニライカナイ】に登場するふざけた神・シーサっていうキャラがいるんですよ。
このシーサが転じてべるぜのコマちゃんになってます。
さらに
【大宮ジェット】の主人公・赤星くんが最近本誌に登場した新キャラの一人。
これは私の目がおかしいのかもしれないけど
【URA BEAT】の依頼人は古市にしか見えません。
依頼人、女性ですけど。
読んでちょっと驚いたんですけどべるぜが読み切り版と連載版でほとんど変わっていないんですね。
東邦神姫あたりは影も形もありませんけど、それは仕方ない。
気になったのは、男鹿家が和室なところくらいでしょうか(連載版で洋室)。
というか、読み切り時点で古市が登場していたことにびっくり。
いなくても話は進むんじゃ……、とか思いましたが古市がいないと男鹿を止めようとする人物がいないってことですもんね。納得。
もうひとつ驚いたこと。
【ニライカナイ】以外、全部本誌掲載作品なんですね。
【ニライカナイ】は読んだ記憶があったのですが、他は
【大宮ジェット】が見たことあるような?といった印象だったんです。
私、10年ほど前から赤マル(今じゃNEXTですが)は欠かさず買っていたので読んだことあったんですね。
掲載当時、結構好きだと思った記憶がありますが、それが田村先生の作品だということは結構後になるまで知らなかったな。
他の3作品は、ジャンプを立ち読みですませていた時期に掲載されていたのできっとまともに読んでないでしょう。
結構古い作品もあったので、若干読みづらい感じはありましたが楽しめました。
また近いうちに本編の続きの感想を書きたいと思います。
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