臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート 朱色の研究1【新装版】/麻々原絵里依(原作/有栖川有栖)
ある日、火村は大学のゼミの生徒・貴島朱美から未解決事件の解明を依頼される。事件を追っている最中、謎の電話に呼び出され、その場所【オランジュ夕陽丘】へ向かうと、朱美の伯父の変死体があって――。
臨床犯罪学者・火村英生と推理作家・有栖川有栖の名コンビが難事件に挑む!!
先日購入してきた1冊です。
これでこのシリーズのコミカライズも3冊目なのでカテゴリ作ります。
【朱色の研究 夕陽丘殺人事件】
【シュルレアリスムの午後】
が収録されています。
これのコミカライズになります。
【シュルレアリスム】の方は
こっちに収録されていたものですね。
【朱色】の方が読んだのが2010年11月と結構昔の話なので、内容忘れてしまってます。
うーん、どうなるんだったかなぁ。
とりあえず、過去の感想を読む限り、アリスと火村先生でデートみたいなことしているようですね(笑)
あらすじにもある通り、この作品は2つの事件が絡んでいるちょっと複雑な話です。
1つは火村先生がゼミ生・貴島朱美から持ち込まれた2年前の放火事件。
もう1つは事件解決に動き出した火村先生を嘲笑うように発生した殺人事件。
犯人と思われる人物からアリス宅に電話が入って2人を第一発見者にさせたことを思えば「火村先生が動きはじめたことをしっている」人物が怪しいわけですが、それだけじゃなぁ。
1巻では2つ目の事件で使われたトリックを暴いたところで終わりです。
とりあえず、彼が2つ目の事件の容疑者から外れただけ前身したってことなんでしょう。
読んでいてちょっと思ったこと。
エレベーターって防犯カメラあるイメージあったんですが、マンションとかだとどうなんでしょう?
時代にもよるのかな。
【シュルレアリスム】は原作だとアリスのお隣さん・カナリアの彼女のデート(?)話なんですよ。
でもコミカライズだと、お相手は火村先生なんですよね(笑)
まあ、読者のニーズの問題だといえばそうなんでしょうけど。ちょっとアリスが可哀相でした。
完結巻である2巻は来月26日発売だとか。
11月頭にはビーンズ文庫版の
ブラジル蝶も発売される(ただし、タイトルは
密室の研究のよう)ですし、楽しみです。
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