臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート 英国庭園の謎/麻々原絵里依(原作/有栖川有栖)
英国庭園で暗号ゲームが行われている中、その主人が書斎で殺された。
なぜ館の主人は殺されたのか、そして暗号ゲームが示した先にあった"宝"とは…。
美しい英国庭園を舞台に、火村とアリスはこの不可思議な暗号ゲームに挑む!!
しばらく前に購入してたのに、ようやく読みました。 本当に積読本が多すぎてマズイです。
【英国庭園の謎】
【暗い宿】
【茶色の研究】
が収録されています。
【英国庭園の謎】は
こちら、【暗い宿】は
こちらの表題作になります。
【茶色の研究】は描き下ろしのおまけ漫画です。
火村シリーズのコミカライズは数作あるんですが、今まで私が紹介してきたのは新装版。
過去に書かれたものがメインで、変わったのは表紙ぐらいというものでした。
が、今回のは完ぺき新作になります。
展開的にはどの作品も読んだことがあり、ストーリーも8割方覚えていたので目新しさといったものはありませんでした。
ただ読んでいて思ったのは、アリスがなんか可愛いでした。
なんていったらいいのかな。
今回、モノローグといえばいいのでしょうか。
アリスの心の声が目立つんですね。
真面目な話をしている火村先生の横で一人見当違いのこと考えていたりしているんですね。
それがかわいいなーと。
通常、こういう作品で原作者の言葉ってあとがき代わりとして掲載されることが多いんですが、このシリーズはページ数がギリギリなのか帯に有栖川さんのコメントが掲載されています。
私が購入した際は帯がありましたが、そのうち帯がないバージョンも出回るようになるわけで。
いいんだろうか?と思ってしまいます。
解説や推薦とは話が違うんじゃないのかな?と思うのですが。
まあ、私が考えるようなことじゃないですね。
そういえば、このシリーズ来年連続ドラマ化するみたいですね。
原作シリーズもまだ全部読んだわけじゃないので、もしかしたらドラマでネタバレされてしまうかもしれないんですよね。
うーん、見たいけどネタバレされるのは嫌だからギリギリになって情報が出てきたから視聴するか否か決めたいです。
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