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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   
カテゴリー「【小説】上月 司」の記事一覧

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れでぃ×ばと! 7

れでぃ×ばと!〈7〉 (電撃文庫)れでぃ×ばと! 7/上月司
 深夜の白麗陵。宮殿風の上育科寮で、ゆらゆらと蝋燭の灯りに浮かび上がるふたつの影。その影たちは、現在絶賛婚約保留中の標的……日野秋晴を、今度こそ真の「旦那様」とするべく、いま、再びの蜜謀に身を投じるのでありました……と、いうわけで。さらに熱く激しく狙われてしまっている獲物な秋晴の運命や如何にッ!?
 さらにはちっちゃな銀髪王女さまが、これまたちっちゃな先輩を巻き込んで大暴れしたり、あの朋美がよもやの大ピンチに陥ったり!? こりゃもう大変なイベント続きの第7巻ですっ。


今回はピナとみみなのロリータコンビが表紙です。
この二人可愛くて結構好きです。
私、大地も好きなんですけど、今回は登場シーンがわずかしかなくてちょっと残念。

いつもの通り、3話収録されています。

第16話はピナとみみなの話です。
ピナが大好きなマジカルディーバですが、やっぱりスケダンのリアリティ☆マジを思い出します。

理事長の大人気ない自慢からピナは創作意欲をかられて同人誌作りをすることを決めます。
そしてそれのメンバーに、とみみなを誘うのです。

ピナの同人誌説明はまさにその通りだなぁ、と。
同人誌というか二次創作ってのは「好きだから」って感情が一番最初にあるんですよねぇ。

みみなに「コンクール出してくれませんか?」と半ば強制していた先輩が思っていたよりもいい人でちょっと可哀相でした。
ちょっと気になったのですが、みみなが白麗陵に来ることになった理由というのは暗黙の了解的なものではないのかな?

デリカシーにかけるような気もしましたが、以前美術部の生徒たちがみみなに声援をかけていたこと、みみなの性格からしてみみなの思いまで知っている人はそういないんだろうなぁ。


第17話はアーフラム教コンビの話。
戒律の関係で、秋晴と微妙な婚約関係にあるアイシェ、というかヘディエが罠をはります。

ヘディエが語ったアイシェが感じたであろう「運命」。
なるほど、と思わず納得してしまいました。
婚約者が4名いて卒業したらそのうちの誰かと結婚することは決まっていたらしいのですが、4名の中から結婚相手を選ぶ権利がアイシェにあったのかどうかも疑問です。
そう考えると、秋晴との出会いに運命を感じてしまうのもわかるなぁ。

それでも彼女は、秋晴に無理に迫るつもりはないらしいです。
でも、威力ははんぱないですね(笑)


第18話は朋美のターン。
朋美のお母さんが電話だけとはいえ、登場してます。

この人も結構食えない性格しているみたいです。
で、お母さんから持ちかけられたお見合い話。

それを円満に断るために、秋晴を彼氏役にしてお見合い会場に向かうという話です。

オチはちょっと気が抜けてしまいます。
だから娘を溺愛しているはずの朋美の義父がお見合いを許可したんだな、と。

秋晴が子どもに好かれるというのはわかるなぁ。
ぶっきらぼうに見えて、秋晴はちゃんと注意して向き合ってる感じがします。

お見合いに付き合わせたお礼――頬にキスでセルニアとまた同じラインにたった訳ですが、秋晴のフラグ体質はまだまだ健在。

これからもまだフラグたてまくるんだろうなぁ。

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れでぃ×ばと! 6

れでぃ×ばと!〈6〉 (電撃文庫)れでぃ×ばと! 6/上月司
 体育祭で「秋晴と一緒に遊園地で遊ぶ権」を賭け対決することになった朋美とセルニア。両者譲らぬ熱戦に、朋美の腹黒謀略テクニックが冴え渡り、セルニアの檄が熱く闘志をみなぎらせる。
 さらにみみなが跳ね、薫が駆け、そして沙織&早苗の四季鏡姉妹がウッカリめくるめいてあんなことやこんなことになる中、一体勝利は誰の手中に!!?
 そのほか、色んな意味でドッキドキな遊園地デートの顛末や、薫が悶々悩んで秋晴と組んずほぐれつする番外編の計3本を収録!!
 風雲急を告げまくる、第六巻の登場なのですっ!!


作者のツイートによると最終巻は来年になるみたいなんですが、それまでに既刊を紹介しきれなさそう……。
月2冊くらい紹介してけばいけるかな?


今回もまた3編が収録されてます。

まずは、『第14話』
前巻で中途半端で終わっていた体育祭の続きです。

相変わらずみみなはかわいいです。
そして、沙織さんの学ラン姿にやられてしまった三家に彼もまた男の子だったんだなぁ、と(笑)

勝ち目は薄いのではないかと思っていた赤組(セルニア)ですが、理事長が最終競技で逆転可にしたので、なんとか勝利します。

勝者への景品は「遊園地のチケット」でした。
それもただのチケットではなく「秋晴と行く」が大事だったのに、秋晴が朋美にチケットを譲ろうとしたときは本当にバカだなぁ、と思いました。
いくらなんでもあれはない。


次、『第15話』
遊園地デートの話です。

えっと、従育科男子+セルニア&朋美の計6人で向かうものの、轟と三家は入ってすぐプールに向かうため分かれてしまうので、秋晴、大地、セルニア、朋美の4人で行動することになります。
おお、ぱっと見ダブルデートだけど実はハーレムだったのですね。

ジェットコースター、おばけやしき、観覧車とどこのギャルゲー?ってくらい定番のアトラクションでそれぞれとイベントが起きます。

朋美がいろいろと画策してますが、あそこまで考えて行動してるとかちょっと怖いですね。

お互いがお互いを意識していた朋美とセルニアのライバル関係がいいなぁ、と思いました。


最後『番外編 ドキドキ密着授業☆ルームメイトと秘密の特訓!?』です。
タイトル長いんですが、ようは大地を男性と接触できるようにしようって話です。

大地が対人恐怖症気味だということが明らかになります。
2学期になって、柔道?というか体術の授業が入ってきたから問題になってきたのですね。

それを克服するために大地は秋晴に協力を請います。
大地にとって秋晴は信頼できる人物なんですよね。
まあ、それ以上の感情を覚えているんですが、まだ自覚してないので先は流そうです。

少女らしくない(胸がない)ことがコンプレックスである大地にとって四季鏡姉妹は天敵認定します。
危うく沙織さんに女であることをばらされそうになりましたしね。
あの姉妹はすごいですからねー。

特訓風景を覗き見していた腐女子2人にちょっと笑ってしまいました。
秋晴も大地も受けキャラなのはいいです。(まあ、大地は女の子なんですけどね)
この作品で腐CPって考えてなかったのですが、想像するとしたら轟×秋晴とかかなー、と思うので。
轟が意外とできる子ってのが大きいですよね。

「時間を置いたら体育館倉庫か保健室で」云々のセリフなんですが、その展開って明らかにR指定つきますよね?
そしてピナは中学生だったのでは?
まあ、二次元のキャラに突っ込んでも仕方ないんですが。
そういう意味ではハヤテのごとくのナギはちゃんと注意されてるから偉いですよね。

特訓に耐え切れなくなった大地がぐるぐるして訳わかんない方向に進んで、秋晴がとばっちりを食らうのもいつものことといえば、いつものことですね(笑)


次巻こそ早く紹介してしまいたいです。

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れでぃ×ばと! 5

れでぃ×ばと!〈5〉 (電撃文庫)れでぃ×ばと! 5/上月司
 やんきー面の日野秋晴。彼が元超お嬢様学校の白麗陵学院に編入し、はやくも二学期を迎えました。秋も深まる二学期のイベントといえば、何といっても体育祭! そう、体育祭を舞台に、「秋晴と一緒に遊園地を行く権」を賭けて、朋美とセルニアの血で血を洗う戦いの火蓋が切って落とされたのでございまして……っ!?
 そのほか、秋晴の上に突如魔女っ娘が落下してきたり、中華眼鏡っ娘・鳳水蘭の意外な正体が発覚したり、人肌恋しい秋の白麗陵はドッキドキ☆のイベント盛りだくさん♪
 シリーズ第五弾の登場ですっ!!


今回の表紙は合法ロリータ・みみなですね。
わたし、ロリっ気はありませんが、みみなは結構好きです。

今回もまた3話とおまけとしてキャラクターファイルが収録されています。

まず第11話。新キャラが登場します。

ピナ=スフォルムクラン=エストー。
北欧の島国スフォル王国の王女さまで、日本のオタク文化が大好きな銀髪ツインテールにティアラを乗っけた少女です。
この子は秋晴たちの1こ下で中等部の生徒なのですが、その立場と言動により、浮いていたようです。

あとがきでも触れられていましたが名前だけは1話でも登場していましたね。

ピナがコスプレまでしていたアニメ『マジカルディーバ』ですが、スケットダンスで度々登場する『リアリティ☆マジ』を思い出しました。
どちらも魔法少女なんですが、ディーバはDV(ドメスティックバイオレンス)、リアリティ☆マジは話術やペテンを用いるとか……。
明らかに子供向けのアニメじゃない。

ピナのいう「今更小娘なんぞに語られなくても百年以上前からある芸術作品の評価などとうに出尽くしていてる」っていうのには納得しました。
みみなが語るのならまた変わってくるのでしょうがね。
そういうわけじゃないし。

ピナのお友達第1号として、理事長こと楓があてがわれたわけですが、いいのかな?
確かに楓はそういうゲームとかアニメとか大好きなようですけど、腐ってますよ?
ピナも影響されてしまうんじゃないのかなーと。
まあ、ため込むよりはいいか。


次に第12話。轟に退学の危機がやってきます。

というのも月1ぐらいのペースで行われる従育科試験。
その言動が影響して、轟は今まで三回行われた試験に一度も参加できていません。
そして、試験は成績に影響します。

つまり、試験不参加が響いて成績が悪くなる=学業不振で退学もありえますよ、ってこと。

それに泣きつかれて秋晴は仲介役をこなすことになります。
譲渡不可能なパートナーカードをすでに朋美からもらっていたために、一番パートナー役として無難である朋美は無理。
「秋晴が仲介できて、轟のセクハラに耐えられる人物」ということで選ばれたのはセルニアだったんです。

そして、セルニアと轟を二人っきりさせるわけにもいかないからと秋晴も鳳とペアを組んで試験に参加することになります。

今まで、「セルニアの友人」という立ち位置でまともに秋晴と絡むことがなかった鳳ですが、背景はけっこうすごいらしいですよ。
ぼかされていましたけど、チャイニーズマフィアとかそういうのなんだろうなぁ。

というか轟が大地の次くらいにすごいってことに本当にびっくりしました。
「使用人が男しかいない男色家の友人に紹介してやろうか」と考えていたセルニアには笑ってしまいました。

セルニアといい、秋晴といい自覚こそしていないものの、感情は育ってきたようですね。


最後、第13話
体育祭で朋美とセルニアが対決する話。

原因というかきっかけは秋晴がピナから貰ったアミューズメントパークの特別招待券を貰ったこと。
5枚あったので秋晴、大地、轟、三毛の従育科男子は確定として残り1枚をどうするかってところから話が膨らんでしまって。

渡りに船とばかりに催されることが決まった体育祭で、勝負することになります。
セルニアのやる気に触発されて、赤組の先輩方もやる気を出したところで次巻へ。

ちなみにセルニアと秋晴、四季鏡妹は赤組。br朋美は黒組なのですが、大地やマーダー侍女ことヘディエなど規格外なやつらも黒組。
ぶっちゃけセルニアに勝ち目は薄い気がするのですが……。

続きが気になるので早いうちに読んでしまいたいと思います。

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