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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   
カテゴリー「【小説】上月 司」の記事一覧

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れでぃ×ばと! 4

れでぃ×ばと!〈4〉 (電撃文庫)れでぃ×ばと! 4/上月司
 引き続き絶賛夏休み中の白麗陵学院。心身ともに事件いっぱい、秋晴のセルニア宅お泊まり試験から戻った朋美は、最後の夜の「あの事件」から、どうすることもできない心のモヤモヤを抱え込んでしまったのでございました。そこで、このモヤモヤの正体を見極めるべく、ある言葉を言い放つのです。曰く――
「秋晴、デートしましょう?」と!!
 ついに腹黒幼馴染みの本領発揮!? 風雲急を告げるデートの顛末、秋晴の嫁を自称する少女の登場、そして超美少女メイド参上の大騒動などなど、どたばたな夏はまだ終わらない!
 第四巻の登場です♡


大地が表紙の4巻です。
急いで紹介するとかいいつつ、結局月1冊で落ち着いてるなぁ。

今回もまた3話収録されています。
まあ1つは番外編ですけど、1話とカウントしてしまってもかまわないかな?


まず、第9話。
あらすじにもある通り、朋美参戦――というか、自身の心を確認するために秋晴とデートをする話。

もちろん秋晴にはそんなこと言ってませんし、秋晴からしたらただ異性の友人と遊びに行った、くらいの認識なんだと思いますけど。

で、そんなデートの様子を後ろからのぞいているのが、セルニア、轟、四季鏡妹。
そして、本編内では語られてはいないものの次話やあとがきによると、実は大地もこっそり後をつけていたようですよ。

家にゲームの筐体が……ってハヤテのごとくにありませんでしたっけ?あれはムシキングか何かだったかなぁ。

ペン軍さん=秋晴なんですね。
無邪気に喜ぶ朋美は可愛らしかったです。


次、第10話。
秋晴の従姉妹で自称未来の妻・棗が白麗陵見学にやってくる話。

上育科はほぼオールキャラ登場かな?
朋美にセルニア、四季鏡姉妹にヘディエにアイシェ。みみなも出てたし。
大吉は別にいいよ。うん。

棗自身は悪い子じゃないんですよ?
天真爛漫で素直な良い子です。
でも、秋晴と棗がどうこうなるってことはない。

秋晴にとって、棗の両親は遺産だけが目当ての小狡いヤツらでしかないんですよ。
そんなヤツらとつきあっていきたくはない、と。
秋晴自身も見ないようにしいていたのか、無意識化では棗にムカついていたと朋美の指摘で気づきます。
ふとプリンセス・プリンセスに登場した亨の従姉妹・さやかちゃんを思い出してしまいました。
棗はあそこまで醜く描かれてはいませんけどね。

そして、朋美とセルニアから携帯を貰っていた秋晴は、棗から3台目を貰ったことで「2人に返す理由ができる!」と喜ぶわけですが、そうは簡単にいきませんね(笑)


ラスト、番外編です。
『従育科騒然!?仮装でメイドなイベントday☆』がタイトルみたいですよ。
えっと、楓の思いつきにより仮装というか男装女装をする話です。
が、秋晴や轟の女装なんて見たっておもしろくないのでこの2人は仮装(by楓)

女装しなければならない三毛と大地が抵抗しますが、秋晴が説得された時点でもうダメな気がしますよ。
秋晴が実質従育科のまとめ役みたいになってるわけですしね。

で、女装ですよ。
普通の生徒の仮装をしてみんなに気づいてもらえない秋晴もかわいそうでしたが、実は女の子である大地よりも三毛の方がメイド服似合うってのは……。

大地も複雑だろうなぁ。
好きな人にほめられたと思った直後にもっと似合う人物が現れ、好きな人は絶賛するわけですし。

大吉と三毛の会話の通じなさはすごかった。
でもいきなり「愛人となる気は?」はびっくりするよなぁ。

終わり方が終わり方だったので、こういう女装系のイベントはもうないんだろうな。
深閑先生が全部却下しそうです。



次巻は新キャラ登場らしいです。
誰だろ?ピナとかそろそろだったかな?

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れでぃ×ばと! 3

れでぃ×ばと!〈3〉 (電撃文庫)れでぃ×ばと! 3/上月司
 ――夏。それは開放的な季節。
 ――夏。それはいたずらな季節。
 まさにその、夏。
 事件は起こるのでございます……。

 と、いうわけで。なんと秋晴がセルニアの自宅へ二白三日のお泊まり旅行に行くことに!? お泊まりとなればそりゃもうドキドキワクワクなイベントがてんこ盛りに待ちかまえているわけでして……?
 そのほか、四季鏡の意外な「オトナの事情」が発覚したり、今回も一冊まるっとどこ見ても波乱万丈!
 お嬢様たちと過ごすどたばたな夏をお楽しみください♪


前巻の紹介したときに、「最終巻が発売するまでに急いで紹介してしまいたい」とか書いてるのですが、すっかり忘れてました。
うーん、自分の記憶力が怪しいなぁ。


今回も3話収録されてます。

まず6話。
秋晴が殺されかけます。ええ、ガチで。

今回秋晴が知り合うお嬢様はアイシェ=ハディム。
中東の富豪のお嬢様で、宗教的な点からいろいろな制約があるらしく、肌を見せるのもダメ、自分で食事をするのもダメ、会話をするのもダメとかなり厳しい戒律なんだとか。
秋晴がそんなお嬢様の裸を見てしまうわけですからね、侍女であるヘディエに「結婚か死か」を迫られるんですよ。

アイシェ自身が秋晴との婚姻にけっこう乗り気らしいので、これから先どう行動してくるのか楽しみです。
そしてこのわけわかんない感じは好きだなぁ。


第7話は四季鏡姉妹の話。
実は四季鏡は元々上育科の生徒だったものの、家が没落したために、技術を身につけ家族を支えたいがために従育科に入ったのだとか。
だから四季鏡はあれだけ空回りしているものの頑張ることをやめないんですね。

そしてなんともエロい四季鏡のお姉さん・沙織さんが登場します。
ドジとかそういうレベルじゃないんですよねぇ。そして、変な知識ばっかりあるので秋晴もたじたじです。


第8話はお泊まりの話。
秋晴がセルニアの家――というか屋敷?に泊まりに行きます。
セルニアのお父さんなんかも登場するのですが、結構好きです。巻き込まれる側からしたらたまったもんじゃないですが、茶目っ気溢れる英国紳士というのはなんともいい感じですね。

秋晴の酒癖の悪さが明らかになります。
子どものころも怖かったのでしょうがコワモテに成長した今はよけい怖いんだろうなぁ。

そして、海というか島というか。
水着回でもあります。
セルニアと朋美だけですけど。その場に大地もいるわけですが、さすがにまだ大地の水着は無理ですね。

朋美との遠泳勝負の途中、セルニアが溺れてしまい秋晴が救助にあたります。
役にたつのか疑問だった従育科の授業が役にたちました。


最後、命を助けてもらったお礼ということで秋晴の頬にキスするわけです。
それを目撃してしまった朋美。自身の気持ちが把握しきれない朋美が次巻から仕掛けてくるよう。
楽しみです。

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れでぃ×ばと! 2

れでぃ×ばと!〈2〉 (電撃文庫)れでぃ×ばと! 2/上月司
 安全ピンの三縦ピアスに無骨な傷跡、そして茶髪。どこからどう見ても単なる「やんきー」な高校生・日野秋晴(でも実はビビリ)が、外見とは似ても似つかぬメルヘンな夢をかき抱き、執事を育てる白麗陵学院従育科の門を叩いてはや一週間。もちろん平穏無事に執事修行、とはいかないもので……!?
 白麗陵に盗撮犯侵入!? の第四話、見た目小学生のちちゃい先輩再登場の第五話、秋晴の寡黙で無愛想なルームメイト・大地薫が胸に秘める秘密をだだ漏らしにする番外編の三本立てでお送りしますっ。
 秋晴のお嬢様&めメイドさんまみれな日日を今回もお楽しみあれ♡


れでぃばとよりも先にカレとカノジョと召喚魔法とかレイヤード・サマーとかそっちを先に読むべきなんでしょうけど、最新刊のあとがきにて、次巻で完結とあったので、それに間に合うように紹介してしまいたいな、と思いまして。

今回は間にレイヤード・サマーを挟んだから1年以上間あきましたけど、次はそんなにかからないと思うのでちょっと急ぎつつ紹介していきたいと思います。


今回も3話収録されています。
あらすじにもあるとおり、盗撮犯を捕まえる話、みみな先輩の話、大地の秘密が明らかにされる調理実習(?)の話の3話が収録されてます。
今回メインに据えられているのはセルニア、みみな、大地の3人なのですが、3人とも好きなので読んでいて楽しかったです。


まず4話の感想から。
盗撮犯のプロファイリングというか推理。微妙に間違っている深閑の推理ですが、朋美はそれを「お嬢様だから」と言ってます。
確かに後々、深閑は楓の同級生(というかクラスメイトだったかな?)だと明らかになるはずですが、こんなところで仄めかされていたのですね。

轟がセルニアと秋晴のやりとりを影から見ていただけだったことにちょっとびっくりしました。
轟のことだから乱入してきそうな気がしたのですが。

セルニアが可愛かったです。


次、5話。
基本秋晴視点で進むこの話ではみみなのすごさがいまいち伝わってきません。
この話の最後で朋美が語っていて「そんなにすごいのかー」と。
秋晴がみみなに「気が向いたら描いたのを見せてやるとでもいえばいい」とか言っているのですが、それを読んで三原色(byときガル)を思い出しました(笑)

まあ、みみなの性格上そこまで強くは言えないでしょうけど、物語全体を通して少しでもそういう主張が出来るように成長していってくれるといいな。


ラスト、番外編。
この話は他の話とは違って秋晴視点の「SIDE A」と大地視点の「SIDE B」の2本立てになってます。
秋晴視点だけでも話としては成り立つのですが、大地視点だからこそわかる数々が好きです。

大地は男装してる少女。
女子とばれたらまずいのに、秋晴に女子としてみてほしいというジレンマ。
可愛いなぁ。

最後のシャワーシーンは本当に可哀相でした。
まあ秋晴もちらりとしか見てないだろうからと慰めることも出来なくはないんですけど、そういう問題じゃないんだろうなぁ。


やっぱり表紙、挿絵、口絵全てにおいて女子が買うには恥ずかしいです。

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