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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

先生と少女騒動

先生と少女騒動/美雨季(原案/マイナスP(ワンダフル☆オポチュニティ!))
「昔、あの旧校舎で、女性とが亡くなる事件がありました」
加々峯リンは、旧校舎でメモを見つける。従姉妹の美来には、深煎りする事を止められたが、「鏡音蓮の事件」に辿りつき!?
ニコニコ動画で熱狂的な崇拝者を持つ「ワンダフル☆オポチュニティ!」のマイナスPが贈る「先生と少女騒動」が、クリプトン・フューチャー・メディア公認で、ビーンズ文庫に登場!!
痛みを伴う「本当の純愛」の結末を描いた、衝撃の問題作!!


人から借りた1冊。
こういう本は中々買える地域に住んでないので、借りられて良かったです。


この作品はあらすじにもある通り、『先生と少女騒動~第一審公判~』『先生と少女騒動-第二審-「被害者の日記」』 のノベライズです。

BGM変わりにボカロの曲はよく聞くんですが、この曲は全く知りませんでした。
マイナスPは名前だけは知ってたけど、曲は全く聞いたことないかも?ってレベルですね。
なので、いっそのこと全部読んでから曲を聞いてみようと思い、さっきこの感想を書き始める前に上の2曲を聞いてみました。

曲自体は狂気的?な感じだったんですが、小説はどちらかというと耽美系。
後半になるに従い、若干狂気が見え隠れしてましたが、前半は完ぺき耽美。
なので、リンはともかく、薫子と蓮が平成の時代の人だったことに驚きました。


小説は、曲内での少女=東條薫子の記憶と加々峯リンの現実パートの2つで成り立ち進んでいきます。
曲では薫子と蓮(=鏡音レン)しか登場しないのですが、小説にはその他に加々峯リン(=鏡音リン)、初音美来(=初音ミク)、青部海都(=KAITO)も登場しています。

交互に織りなされるそれは雰囲気が真逆で、すごい不思議な感覚でした。
耽美系ってどっぷり浸れる反面、ものすごく読んでいて疲れるのでリンパートは息抜きにはちょうど良かったです。
でも、個人的にはリンパートは最初と最後だけでも良かったかも?なんて思ってしまいました。

過去の出来事に対して迫る人物が必要だというのはわかるんですが、美来と海都の存在意義が薄いのでとってつけたような感覚が離れないんですよね。
特に美来の霊感少女っぷりにはちょっとなぁ、と思ってしまいました。

小説としての完成度は今まで読んできたボカロ小説の中では1番かな。
というか他がひどすぎるだけだとは思うんですが(汗)

バットエンドでしかなかった蓮と薫子が、十数年の時を経てようやく通じ合えたのは良かったんじゃないでしょうか。

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