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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   
カテゴリー「【漫画】光永 康則」の記事一覧

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怪物王女 11

怪物王女 11/光永康則
血に飢え、彷徨うがよい。
怪物と呼ばれる闇の住人たち。
その全てを治めるのは王族である。
王族の一員である姫は、王位を争う戦いの渦中にいる。
姫の血を受け、半不死身の血の戦士となった少年ヒロ。
ヒロは姫と共に戦いの中に身を投じていくことになる。
兄の凶弾、姉の謀略。
兄弟たちからの攻撃はとどまる事を知らない。
そして再び姿を現した邪神族・南久阿。
姫と血の戦士の戦いに休息はない。


なんだか久しぶりに怪物王女を読んだ気がしていたのですが、前巻紹介したのって先月だったんですね。
うーん、別なの読めばよかったなー。


【第48話 続・箱入王女】
【第49話 虜囚王女】
【第50話 続・学怪王女】
【第51話 蛇行王女】

が収録されています。

48、49話は突如屋敷の横に出現したもう一つの屋敷で戦います。

ヒロのお姉さんである紗和々が操られて姫たちを襲ってくるんですが、紗和々がこういう戦いに巻き込まれたのって実は初でしょうか?
とうとう紗和々も巻き込まれたかーと思う一方で、記憶が残っていないのか残っていても夢か何かでも思っているのかけろっとしているのを見ると、大物だなぁと思います。

今回、ヒロとシルヴィア王女が接触しているんですが、もしかして初?
ちょこちょこ登場しているイメージだったんですが、そのほとんどが暗躍。
実際に顔を合わせているといない場面が多いのか。

屋敷を襲ったのはギリアム王子。
というか、フランダースの光子砲らしいです。
ギリアム王子とシルヴィア王女は同盟を組んで姫を襲おうとしたってことです。
しかし、シルヴィア王女は、ギリアム王子を裏切ったとのこと。
ギリアム王子からすると、姫たちを館に閉じ込めた時点で光子砲はきかなくなっていたわけですから、裏切りになるのか。

うーん、シルヴィア王女の目的がよくわからなくなってきました。
本人曰く、「姫ちゃんを脅威から守っているの」とのことなんですが、結果だけ見ると確かフランダースの光子砲からは守られているんですが……。
読み進めていけば真意もわかるかな?


50、51話は邪神族に乗っ取られた街の話。
そこに転校生としてリザが潜入してるんですが、リザの制服姿(というかスカート)がすごく新鮮でした。

明記はされてないんだけど、多分この学校女子校だったんだろうなぁ。
なんか女の子の反応を見てると百合っぽいというか、リザにあこがれてるんだろうなぁ、と。
百合は好きでも嫌いでもないですが、この漫画自体若干そんな気があるからまあある意味通常運転なんでしょう。

スカート履くことになれてないリザが可愛かったです。
あと蛇頭の女子高生は……あんまり見たくなかったなぁ。

はじめ、邪神族である南久阿と不干渉を貫こうとした姫でしたが、南久亜が苦戦する理由が姫たちとの交戦のせいということに思い当たり、さらに敵を倒さなければ街から脱出できないために共闘する、ってところで次巻へ続きます。

かなり中途半端なんで次巻をあまり間をあけずに読んでしまいたいです。

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怪物王女 10

怪物王女 10/光永康則
血の深淵を覗け。
怪物と呼ばれる異形の者たち。
その全てを統べる王族。
王族の一員である姫は、新たな王を決める戦いの渦中にいる。
姫の血により不死身を得ることになった少年ヒロ。
ヒロは王族を巡る戦いに巻き込まれ、怪物の世界、王族の秘密、そして王位継承権争いの謎を知っていく。
しかし、その思念を計りきることはまだできない。


小説を読もうと思って、はじめ数ページしか読まずに睡魔に負けました。
帯によるとドラマCDつきの限定版もあったようですが、私が持っているのは通常版です。


【第43話 墓場王女】
【第44話 屍王女】
【第45話 招来王女】
【第46話 錯綜王女】
【第47話 廃屋王女】

が収録されています。
9巻で各話タイトルの王女の前が3文字のものが登場して、初だなーと思っていたら、今度は1文字のものが登場してます。
こういう縛りって一回崩すのとなし崩しだからなぁ。


【墓場王女】から【錯綜王女】までは一続きの話です。
ブッチーの説明から始まるんで、ブッチーとシャーウッド姫のいつものシリーズになるのかと思ったのですが、今回はそうならずブッチーは即退場しています。

ブッチーの仕入れてきた話は閉鎖中の墓地で死体が闊歩しているというもの。
その死体の中には笹泣病院の元院長の姿があったと。

院長は吸血鬼に支配されていてヒロを捕らえようとした過去があり、そのときに姫に倒されていたはずなんですよね。
それを知り、皆は調査に出かけます。

そこには「トライオキシン」なる秘薬で死体が動いていました。
姫たちはそれを止めるために動き出します。

正直、日本の墓地事情を鑑みるに、土葬しているとは思えないんですけどその辺どうなってるんでしょう。
火葬しているのに、ボコボコ墓の下から出てくる方が怖いな……。


「トライオキシン」を開発したのは蝿男。
墓場を提供したのは吸血鬼のツェペリ。
つまり黒幕はシルヴィアだったということ。

シルヴィアがなぜ死者蘇生に手を出したかというと、それは「過去の戦いで敗者となった王族を復活させる」ため。

何でも過去の戦いで死亡した成人前の王族の死体が保管されていたとかで、シルヴィアはそれを利用したよう。

今回新たな王族が登場しています。多分これ以上は増えないとおもうんだけどどうだったかな?
デュケーンは1番上の兄で、リザが探し続けていた兄・ロボの仇でした。
ロボの死体は笹鳴霊園に安置されていたらしく、今回の騒動で復活した死体の1体だったんです。
ロボの眠りが妨げられていたのはけしていいこととは言えないんでしょうが、仇が判明したことだけはよかったのかな。

死んだはずの王族が姫たちを襲ってくるわけですが、その正体はなんとサリエリ。
サリエリは今回の戦いにおける初の脱落者だったはず。博士の実験でヒロが過去にいったときの話で死んだ王族ですね。
今回登場した姿がちょっと哀れだなと思いました。


シルヴィアが王族を復活させてまでしたかったことはたった1つ。
それは「デュケーンの正体」でした。

噂レベルの話らしいんですが、「王者たるに相応しい勝者が現れるまで王族は闘い続けなければいけない」らしいです。

つまり、デュケーンは過去の戦いで生き残ったものの何らかの理由があって王にはならなかった。
そのため、今回の戦いに長兄として参戦しているってことらしいです。

その後シルヴィアが「前回の戦いの生き残り」だという老人を殺していることを思うと、王族における「成人」というのは肉体的な成人とは別物ってことのようですね。
うーん、随分ややこしくなってきた気がします。
正直この辺から流し読みし始めていたので改めて読むと結構考えさせられます……。


【廃屋王女】だけ独立した話です。
現在のヒロと9年後の未来に飛ばされた姫が携帯を通じて繋がる話。

何か問題があって姫だけが未来に飛ばされてしまい、何かに襲われていると。
姫は電話でヒロに武器を隠させることで武器を調達し何かに対抗しているという話。

この作品本当にSFめいた話多いな。
私SF苦手なんですよ。タイムパラドックスとか考えてると訳わかんなくなってくる……。

この話でも脳内グルグルしてました。
未来の姫とのやりとりで現在の姫はクロノトン地雷なるものを回避することが出来たわけです。

そうなると、「9年後に飛ばされた姫が存在する世界」がなかったものになってしまうわけで。
クロノトン地雷を回避した瞬間にそれは未来ではなく、一種のパラレルワールドへと変更されたってことになるのかな。

ヒロの部屋で絶体絶命の姫の前に現れ屋敷外への脱出路。
それはヒロが姫との約束を守るために9年の間に作りあげたってことなんでしょう。
ただその後、未来の姫は敵に戦いを挑み……ってところで本編は終了。
未来の姫が生き残ったのか、それとも敵の手に倒れてしまったのかは作者のみぞ知るってことですね。

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怪物王女 9

怪物王女 9/光永康則

下せ、血の決断を。

怪物と呼ばれる異形の者たちを統べる王族。
その王族の一員である姫は、次代の王を決める戦いの中にいる。
姫の血により不死身となった少年ヒロは、姫を護る血の戦士として王族同士の戦いに巻き込まれていく。
幽霊列車、温泉郷、過去の王国。
様々な場所で敵と対峙していく中で、ヒロは戦士として成長し、姫からの信頼を厚いものにしていく。
しかし、姫の王位を巡る戦いの終わりはまだ見えることはない。


最近、紹介していない気がしていたんですが、前巻を紹介したのは4月ですからそこまでではないですね。
表紙の姫が普通に可愛い。


【第38話 特急王女】
【第39話 超特急王女】
【第40話 決戦王女】
【第41話 湯煙王女】
【第42話 回帰王女】

が収録されています。
毎話「○○王女」ですが、3文字って実は初じゃないですか?
過去記事を確認したら初のよう。
この手の縛りは一度破ってしまうと結構ゆるくなっちゃうものですが、この作品はどうかな。


【特急】【超特急】は、王国と人間界を結ぶ列車でギリアム王子がエミール王子に仕掛ける話。
博士がエミール王子に肩入れするのもわかるなぁ。
性格的にエミール王子が他の王族に比べてすごくまともなんですよね。
シルヴィアやセブランが酷すぎるってこともあるんですが。
……まあ、博士がエミール王子に肩入れするのはそんな理由じゃないんですけどね。その辺はまだまだ先の話ですね。

そして、ギリアム王子は本当に趣味が悪い。
なんで虫の化物や剣を血の戦士にしてるんだ……。
先日見た銀魂の紅桜を思い出しました。


【決戦】【湯煙】は、温泉郷から出られなくなってしまう話。
正確には出ようとすると殺される、というところでしょうか。
そこは邪神族の飼育場ってことだったよう。

結構、邪神族が絡んでくる話多いんですが、邪神族と王族で国際問題(?)みたいなことにならないんだろうか?と思ってしまいました。

そして、ヒロの成長が垣間見える話でもあります。
この辺が「最強の血の戦士」へとなるための布石ということなんでしょうか。


最後、【回帰】はタイムトリップもの。
まあ、精神というか霊体だけで、過去に干渉することは不可能なわけですが。

というか、これ明らかにバック・トゥ・ザ・フューチャー(笑)
見たことないですけど。

そして、姫が17歳でヒロが14歳だったんですねー。
多分、令裡と同じ学校に通っていたからだと思うのですが、何故か私ヒロは高校生だと思ってました。
そうか、中学生だったのか。

この4年前ですでに王族の王位争いははじまっていたんですね。
サリエリ王子がここで犠牲になっているわけですが、この時点でシャーウッド姫何歳?
4年後でもロリであるシャーウッドですから、当時はとても参戦できるような年齢じゃないと思うのですが……。
よくわかりませんね。

全20巻で終了したこの作品。
まだ半分もいってませんが、少しずつ紹介していきたいと思います。

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