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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   
カテゴリー「【小説】結城 光流」の記事一覧

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少年陰陽師 黄泉に誘う風を追え

少年陰陽師 黄泉に誘う風を追え (角川ビーンズ文庫)少年陰陽師 黄泉に誘う風を追え/結城光流
時は平安。
神代の昔に閉ざされた黄泉の扉を、開こうと画策する者がいる。
宗主と名のる謎の人物と、配下の女術師・風音。
「我は天の帝を破砕し、地の帝を弑逆す―――!!」
そのために彼らが欲するのは、神の血をもつ生贄。
北辰が翳り瘴気が吹き荒れるなか、半人前陰陽師・昌浩は都を救うため十二神将らと奔走するが……。
昌浩に現れた“失せものの相”は一体何を意味するのか。
少年陰陽師“風音編”衝撃の展開へ!!


この巻を読んでて思わず叫びそうになってしまいました。
昌浩に迫られた決断がきつくてきつくて。
下手にボロボロ泣くより泣けないほうがきついですよね。

前巻はもっくんが精神的に痛かったですが、今回は昌浩が精神的にも肉体的にも痛い。

この巻はあんまり語らない方がいいような気もします。
下手に語っても仕方ないっていうか、感想書いてるよりさっさと続き読んだ方がいいんじゃないか、とかいろいろ思います。
なので、今回は短め。


脩子姫にもう会うこともないだろうからと、敬語を使うのを諦めた昌浩。
昌浩もまだ子どもだもんな、と納得しました。

昌浩なんかよりずっと年上のはずなのに太陰と玄武のやりとりはひどく子どもっぽいですね。
可愛いからいいんですけど。


勾陳登場。
凶将の紅一点ですよね、多分。
彼女のビジュアルは次巻以降ですか?
楽しみです。

というか、それくらいしか楽しみに出来ないですよ。
昌浩がどんな決断をするのか、とかそういうのは気になりますが楽しむという感じではないですもんね。

さっさと続き読んでしまおうと思います。

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少年陰陽師 六花に抱かれて眠れ

少年陰陽師 六花に抱かれて眠れ (角川ビーンズ文庫)少年陰陽師 六花に抱かれて眠れ/結城光流

時は平安。半人前陰陽師・昌浩は、最近漠然とした悪夢に悩まされていた。
そんな彼に「おーい、晴明の孫やーい」と気さくな雑鬼が知らせてきたのは、いやな感じの百鬼夜行が都に近づいているとの報。
慌てて夜の見廻りに出た昌浩と相棒のもっくんは、その夜行に追われてさ迷う、か弱い魂に出くわす。
一方、晴明の命を狙う謎の女術師・風音が、その後継者たる昌浩にも襲いかかってきて……!?
シリーズ第五段、堂々参上!!


少年陰陽師風音編2冊目です。

風音の背後関係も明らかになりつつありますね。
宗主様は風音のことを道具としかみていないようで、ちょっと悲しくなりました。

嵬に話しかける風音がとても少女らしいだけに余計そう思いました。


それよりも何よりも今回は敏次殿にばれそうになったってとこが楽しかったです。
他人に昌浩が暗躍してることがばれるといろいろと問題な訳ですよ。

というか、敏次殿のなんて恩知らずなことか(笑)
いや、敏次殿の言い分もわかるんですけどね。

確かに謎の術者の存在を放置しちゃいけないとは思いますよ。
でも、自分たちが敵わなかった夜業を簡単に倒すような人物に挑むのは無謀ってもんなんじゃないでしょうか。

陰陽の術は人の命をも奪う事が可能です。
ならば生きて情報をもたらすことの方が大事だと思うんですけどねぇ。


あとは彰子のジェラシーが可愛い。
相手は神さまです。いろいろ大変そうです。

というか平安時代って普通にしてたら女の子と接することってないんですよね、きっと。
なので、彰子のライバルとなりうる子が登場しないのか、と妙に納得しました。


ライバルつながりで思ったのですが、昌浩にもライバルってものがいませんよね。
ライバルところか友達すら出てきませんが。

友人くらいいてもおかしくないんじゃないかと思うんですが、どうなんでしょう。
元服前とか友人いなかったのかなぁ、とちょっと不思議です。


今回は紅蓮もといもっくんが精神的に痛い話でした。
伏線というにはあからさまですが、いろいろ謎が残ってます。次巻が楽しみです。

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少年陰陽師 禍つ鎖を解き放て

すごい中途半端な巻なのですが、読み終わったので紹介したいと思います。
少年陰陽師 禍つ鎖を解き放て (角川ビーンズ文庫)少年陰陽師 禍つ鎖を解き放て/結城光流
時は平安。晴明の末孫・昌浩の目下の悩みは、彼をなにかとライバル視する陰陽生・敏次の“嫌み攻撃”。相棒もっくんに慰められつつ仕事に励む昌浩のもとに、右大臣・行成が怨霊に襲われ死の病に冒されている、との報がはいる。だがその事件の裏には、この怨霊を呼び起こした謎の術者の存在があって――。晴明の式占にあらわれた“不穏な影”とは何か?

表紙は昌浩ともっくんをセンターに、後ろに六合とじいさま(若)です。


いつものように夜警にでかける昌浩。
その上方で繰り広げられる紅蓮と六合のやりとりには笑ってしまいました。
そこをじいさまが見守っていたので余計ですね。


敏次に“七光り”と言われて落ち込む昌浩がやっぱりかわいそうだと思いました。
いくつもの秘密抱える昌浩にはいえないことが多くて、弁明のしようがなく。
まだ13歳だったかな、それくらいの年ごろでそういうことに開き直れるほど図太くはなれないでしょうし…。

敏次殿も好きなので、「もっくんもっとやれ!」とは思えないのですが、これからもいろんなことに巻き込まれていくことを考えれば慣れるか受け流すすべを覚えないといけないんでしょうね。

敏次殿に限らず、これからも昌浩をやっかむ人間は多く存在するでしょうから。


市に出かける彰子のくだりは全体的にほのぼのです。
彰子についていってくれるよう頼まれた六合と、それに納得いかない青龍のやりとりとか、「りっくん」呼びとか。


昌浩の加冠役をつとめる行成を襲う怨霊。
その怨霊は調伏を行った敏次にとりつき呪詛を行ってしまう。

昌浩の選択は甘いのかもしれないとも思うんですが、「誰にも負けない、犠牲にしない、最高の陰陽師」を目指す昌浩ですから最後まであがいてもらいたいとも思います。


怨霊と対峙する昌浩たちと時を同じくして、晴明も謎の術者と対峙します。

風音。
晴明の占をことごとく妨害し、怨霊の封印をとき、手助けをした人物。
彼女は誰かの命を受け、晴明の命を狙っているようです。

“風音編”と銘打たれたシリーズのようですから、彼女がキーパーソンになるのは間違いないでしょう。
次巻以降また昌浩がぼろぼろになるんでしょうけど、楽しみです。

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