忍者ブログ

(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   
カテゴリー「【漫画】松井 優征」の記事一覧

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

魔人探偵脳噛ネウロ 17

魔人探偵脳噛ネウロ 17 共闘/松井優征
弥子特製のガトーショコラはネウロの♡(あくい)入り! 不運にも"当たり"チョコを手にする犠牲者は誰だ……!?
そして再び"6"の文字が燃え上がる…それは「新しい血族」第二のによる恐怖の惨劇第二幕開幕の合図だった!!


今日もまた雪かきがあって危うく感想更新できないところでした。
機能のうちにある程度読んでおいてよかったです。


第143話  ♥【ちょこ】
第144話 日【イベント】
第145話 顔【アイコン】
第146話 杭【くい】
第147話 槌【ハンマー】
第148話 征【せいふく】
第149話 捨【すてる】
第150話 掘【ほる】
第151話 協【きょうりょく】

が収録されています。

最初の2話は前巻からの続きでバレンタインネタ。
弥子が警察関係者や吾代さんをはじめ、色んな人にチョコを配るわけですがそのチョコの一部はネウロの手でドーピングされているんです。
ドーピングチョコは全部で3つ。
本編がどシリアスが続いているだけに、こういうコメディ色の強い繋ぎ回は息抜きにいいですね。
轟さんの頑張りが報われていないのがちょっとかわいそうでした(笑)
そして、弥子の中では吾代さんの地位がどうなっているのかがちょっと気になりました。
きっと「ネウロの奴隷仲間」という同じカテゴリにいるんだろうなぁ。扱いが雑でしたし(笑)

ちなみにドーピングチョコに当たった(?)のは、石垣さん、弥子のおっかけの浅田さん、そしてネウロです。
まあ、ネウロは食べてませんけど。


後半は、【新たなる血族】2人目の登場です。
テラというその男は、土に対して定向進化をしているんですが、一見全然すごくは見えないんですよ。
女たちに時計から指輪、財布にスーツまでガンガンむしりとられて、それをいいよいいよで済ませてしまう様はむしろ情けない感じなんですね。

ですが、やはりテラも【血族】の一員でした。
彼らの現状の目的は「ネウロの力をそぐこと」。
具体的にいうと、ネウロの目の前で人間を殺そうとすることでネウロに魔力を使って守らせるわけです。
ネウロは「人間に対する可能性」に重きを置いていますからね……。
ネウロは【血族】の思惑を理解しているけれど、謎を生む可能性を重視してしまうがために守らざるを得ないという悪循環に陥っていました。

実際、今回も「魔帝7ツ道具 朽ちる世界樹(イビルツリー)」×2、「魔界777ツ道具 手掘りの土竜(イビルガントレット)」を使わされています。
さらに、魔力の充電池でもあったネウロの髪飾り(髪の先についてる三角形の黄色いアレ)も2つ利用して対抗しています。

ラストで「魔界777ツ道具 透け透けの鎧(イビルサーフェイサー)」を使って、テラの顔面を保存し、シックスを攻める足掛かりにしようとしているというところで終了。
正直、あまりいい状況とは言えません。

ネウロの正体をきちんと知っていたのは弥子とサイ(&アイ)、HALとあとは匪口さんくらいですか。
匪口さんがネウロの正体を知ったのは不可抗力ですからまあ除外してもいいと思うんですよね。
吾代さんや早坂兄弟なんかは「化け物」だとは知っていても細かなことは知りません。

今までずっと秘密にしてきた正体(というか本性?)を笹塚さんに、警察にばらしたというのは驚きです。
シックスはシックスでサイの「教育」に乗り出したらしいですし、どうなっていくのか楽しみです。

まあ、本誌連載時、発売時、完結時と何度も読んでるんですけどね(笑)

拍手[1回]

魔人探偵脳噛ネウロ 16

魔人探偵脳噛ネ ウロ 16 魔人の天敵/松井優征
セレブの集まるイベントで、突如ビルの壁に炎で描かれた巨大な"6"の文字。それは「絶対悪(シックス)」からの挑戦状だった。大雨が降りしきる中、ネウロの前に自らを「龍」と 称する男・DRが現れる。魔人と新しい血族との戦いが始まる!!


明らかに15巻と繋がる表紙ですが、シックス怖いですね。


第134話 雨【あめ】
第135話 雨【おおあめ】
第136話 水【りゅう】
第137話 蜱【だに】
第138話 S【ドえす】
第139話 折【おれめ】
第140話 父【ちち】
第141話 守【まもる】
第142話 外【がいこう】

が収録されています。

あらすじにもある通り、今回から新たなる血族の攻撃が始まります。
前巻から登場しているDRが行動を起こすわけです。

新たなる血族というのは定向進化の末に生まれた存在な訳ですが、DRがその身に受けついできた能力は「水」に関するもの。
DRは堤防を決壊させ、一度に多くの人間の命を奪うわけです。

途中で企みに気づいたネウロが妨害に行きDRを倒します。
が、シックスからするとそれもまた計算どおり。

DRの計画では10万の人間を犠牲になるはずでした。
しかしネウロの妨害により死者は1万人程度で済んだよう。
ですが、多くの人間を救った一方で、ネウロは魔界777ツ道具どころか魔帝7ツ道具まで使ってしまっているんですね。

HAL戦で満腹になって以来、ネウロってそんなに大きな謎を食べていないんですね。
ただただ魔力を使う一方な状況で、魔帝7ツ道具をバンバン使ってたら魔力が枯渇するのは目に見えていますし、魔力が枯渇したネウロは新たなる血族たちなら簡単に倒せてしまうでしょう。
事実、シックスたちの目的はそれ。
五本指なる新たなる血族たちを総動員してでもネウロの力を削ることを第一にするようです。

DRの起こした洪水の描写は当時だったから出来たことなんだろうな、と思いました。
当時は全く気になりませんでしたが、震災以後だときっと問題になるだろう描写です。
洪水と津波は違うものですが、「水に飲まれる」様は今じゃ描けませんね。


前巻で弥子が知り合ったホームレスのおじさんの正体も明らかになっています。
HALが――春川教授が、HALを作ったのは愛した女性を取り戻したかったから。
パスワードにもなったその女性の名前は「本城刹那」。
おじさんはその本城刹那の父親でした。

はじめて時は本当に驚きました。
が、この人にはもっと驚かされることがあるんですよね。


次の新たなる血族・テラはすでに日本入りしており、指揮官として警察内部をまとめあげた笛吹さんを狙っていたりもします。
一端は引いたわけですが、不穏な言動をしているので安心は出来ませんね。

ラストは繋ぎ回なのか、バレンタインの話です。
弥子が手作りしたチョコにネウロがドーピングをしてしまい……ってところで次へ続きます。
次巻は、ロシアンチョコレート配布回ですね。なんとなく覚えてますが楽しみです。

拍手[1回]

魔人探偵脳噛ネウロ 15

魔人探偵脳噛ネウロ 15 闇の隣のインターミッション/松井優征
恐るべき悪の存在の影を感じながらも、弥子の周りには楽しい話もいっぱい! 今まで秘められていた、様々な人達のエピソードをご紹介。そんな中、警察内では人事異動の風が巻き起こり、笹塚と石垣の班にもついに亀裂が…!?


かなり久しぶりのネウロです。
前巻を紹介したのが2012年11月なので一年ぶりかー。


第125話 母【はるか】
第126話 ?【だんじょ】
第127話 ☆【はんにん】
第128話 ?【けいさつ】
第129話 虫【むし】
第130話 宅【マニア】
第131話 夢【ゆめ】
第132話 愚【バカ】
第133話 魚【さかな】

が収録されています。
126話は♀マークの下が↓になっている造語ならぬ造記号、128話は地図記号の警察マーク(○の中に×)がタイトルになっています。
ネウロって時々こういうタイトルがあるんで、各話タイトルをのせたい身としてはちょっと困ります。

ついでに、ヒグチさんの漢字も変換出来ないんですよね。
正しくは竹冠に匪なんですが、出ないのでたいていのサイトで「匪口」表記にされてるんですよね。
時々、以前「樋口」表記を見たことがありますが、さすがに「樋口」だと違和感がありますね……。


125話は弥子のお母さんの話で、126~128話までは今までの関係者たちの話になります。
129話からは今までのような事件の話ですが、狸屋事件の時に登場した女性刑事・轟さんが準レギュラー化したり、シックスサイドが動き出す様が語られたりしているんです。
正に、「嵐の前の静けさ」って感じ。

ただし、重要人物である「おじさん」が登場したりもしているので見逃せない1冊でもあるんですけどね。
モノローグに「この人が私達にとって重要な人物となるとは… その時は予想だにしなかった」とあるんですが、まさにそんな感じ。
この人の正体が明かされたとき、本当に驚きました。
本誌で読んだ時はこのおじさんの話がああつながるとは思っていなかったなぁ。
最終巻の作者コメントで、これがきちんと考えられて置かれた布石だとあって、すごい頭のいい人なんだなぁと感心した記憶があります。


今巻で一番驚いたのは望月さんの奥さんかもしれない(笑)
望月さんは吾代さんが出向している調査会社の社長さんなんですが、元刑事でいくつなのかな?
50代とかそんなもんだと思うんですけど、奥さんがまさかの未成年!
しかも亭主関白っぽいんですよ。吾代さん相手にテカテカしてるイメージが強かったんですけどね。


今回、石塚さんについて言及されているんですが、なんでこの人刑事やってるんでしょうね?
正直、石塚さんは刑事より鑑識の方が向いてるんじゃないかなって連載当時から思っていました。
手先器用だし、変なところで集中力あるしいけそうだと思うんだけどなぁ。


シックスと葛西以外の新しい血族が登場しています。
えー、シックスがドSなのはわかってましたが、ナイスバディのお姉さんが靴の裏まで舐める様(SM?)をジャンプで見ることになるとは思ってなかったです。

シックスは、サイに残っていた電子ドラック――HALのデータからネウロの力が無限ではないことを知り、波状攻撃をしかけてくるようです。
まずはDRなる新しい血族が日本で何か起こそうとしているってところで今巻は終了です。

今度はあまり間をあけずに紹介したいです。

拍手[0回]

カレンダー

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

ad


ランキング



ブログランキング・にほんブログ村へ

カテゴリー

バーコード

ブログ内検索

プロフィール

HN:
柊木かなめ
性別:
女性
職業:
北海道のド田舎に住む会社員
趣味:
読書
自己紹介:
隠れ腐女子・柊木かなめのだいたい感想ときたま日常。
腐った視点からの感想もあるので苦手な方はご注意してください。
ツイッターやってます

何かあればこちらから→お問い合わせ

※当ブログはamazonアソシエイト並びにGoogleアドセンスを利用しています。
詳しくはこちら

ブログ村ランキング

広告

マクロミルへ登録 忍者AdMax

アーカイブ

Copyright ©  -- (腐)的感想文 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]

PR