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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

銀河鉄道の夜 愛と青春の名作集

銀河鉄道の夜 愛と青春の名作集/宮沢賢治


図書館で借りてきました。
手元にあるのは上の画像とだいぶ様子が違うのですが、古い本だしどこかでデザイン変更でもされたのかな?


【どんぐりと山猫】
【注文の多い料理店】
【水仙月の四日】
【山男の四月】
【かしわばやしの夜】
【月夜のでんしんばしら】
【鹿踊り(ししおどり)のはじまり】
【なめとこ山の熊】
【セロ弾きのゴーシュ】
【銀河鉄道の夜】

の10編が収録されています。
さらに、
【解説/山本太郎】
【年譜】
【「銀河鉄道の夜」をどう読むか/高橋俊三】

も同時に収録されています。
【解説】【年譜】は子ども向けに、といった配慮が一切されていないのでちょっと対象年齢が高め。
【どう読むか】では読書感想文の書き方なんてものにも言及されているので中々勉強になりました。
ただ、書かれているような本の読み方は自分には出来そうにないので、本当に参考にしかなりませんでしたが。 そもそも図書館の本とか多いですし、自分で買った本だとしても本に書き込みするのもドッグイヤーするのも嫌なのでマネは出来そうにありませんでしたね。


さて、本題。
なんといったらいいのでしょう。
原文を新かなづかいになおしてあるものなので、古い作品の割には比較的読みやすかったです。
今ではもう使わないような表現や漢字もありちょこちょこ突っかかってしまいましたが、それを鑑みても読みやすかったと思います。

作品の中に何度も出てくる詩というか歌のようなものの効果を思うとあまり原文からかけ離れてしまうのも問題でしょうし、これはこれでいいのだと思います。

作品のほとんどに動物が登場し、朴訥としたけれどどこか幻想的な様が描かれています。

表題作の【銀河鉄道の夜】は端的にいうとジョバンニとカムパネルラが銀河鉄道に乗り旅する話なんですが、綺麗で幻想的でそれでいて切ない。
そんなお話でした。
けして長いお話ではありません。10編通して読んでも数時間で読み切れます。
長く名作として受け継がれるものにはきちんと理由があるのだなと改めて関心させれました。

たまにはこういう本を読むのもいいですね。
このシリーズ?名作集?図書館で何冊も並んでいたのでまた別のものを借りてきたいと思います。

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みんなワッフルにのせて

みんなワッフルにのせて/ポリー・ホーヴァート(訳/代田亜香子)
港町に住む少女プリムローズの両親が嵐の日に海で行方不明になり、町の人は死んだと決め込む。それを信じない少女が巻き起こす珍事件を素敵におかしく描いたニューベリー賞オナー賞受賞作。


図書館で借りてきました。
本が好き!さんのユーザ―企画に参加したいからだったりします(笑)


主人公は11歳の少女・プリムローズ。
ある日、コールハーバーを嵐が襲います。その時ちょうど海に出ていた父を探しに母も海へと飛び出します。
二人が帰ってくることを確信しているプリムローズと周りの大人たちの様子を描いた物語。

舞台はカナダのコールハーバー。
時間軸は特段明記されていないと思うのだけれど、病院に集中治療室があったりするのでそれなりに新し年代ではありそう。
でも捕鯨が盛んに行われているような描写もあるので、1970~80年代ぐらいかな?なんとなく。

面白かったです。
作中で何度もプリムローズが投げかける「理由もないのに心の奥のほうでなにかを確信していたこと、ある?」という言葉。

状況から生きて帰ってくることは絶望的だと思われているプリムローズの両親。
プリムローズは両親はどこかで生きていることを確信して帰りを待ち続けるのですが、端から見たらそれは強がりかあるいはヤケにしか見えないんですよね。

哲学者めいた頭のいいような描写がある一方で、どこかぼんやりした様子も多々見受けられるプリムローズは次々と問題に巻き込まれていきます。
まあ、これは頭がいいというか、集中力がすさまじいがゆえの弊害なんじゃないかな?と思いますが。


両親が本当に帰ってくるのか。
おじさんの元に戻ることが出来るのか。
いったいどうなってしまうのだろうか、とワクワクと読み進めることができました。
足の指を失い、指の先っちょまで失っても悲観的にならないプリムローズは本当に強い子です。

プリムローズに何かと絡んでくる学校のカウンセラーでもあるハニーカット先生。
彼女は、職務ゆえにということもあるのでしょうが、おじさんに好意を寄せるがゆえにプリムローズをどこかにやろうとしたりと何かとめんどくさい。
プリムローズがうらやんでいた彼女の旅の経験。普通はそれが経験として生き、自身の世界を広げる役目を果たしてくれるのでしょうが、ハニーカット先生にとってはそれらは血肉になっていない。
それをお母さんはよくわかっていたのでしょうね。だからこそ退屈な人間だと評し、近寄らないようにしていたと。
ラストを見ただけでも先生がつまらない人なのはなんとなくわかる気がします。


章の終わりごとに料理のレシピが掲載されています。
日本人にはなじみの薄い材料が使われていることもあり、正直どんな味になるのか全く想像できません。
でもなんだか読んでいるだけで食べてみたくなるお話でした。

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魔人探偵脳噛ネウロ 19、20

魔人探偵脳噛ネウロ 19 女王様は魔女/松井優征
強くなりたい――力を求める少年の前に現れたのは…ヴァイジャヤの秘められた過去が明らかに…!! 一方、ネウロのリハビリに付きあわされ、スポーツジムに行くことになった弥子だったが、そこでとんでもない目標(ノルマ)を課せられて…!?
魔人探偵脳噛ネウロ 20 笑み/松井優征
ネウロの奴隷になったジェニュイン。その唇が語る「シックス」の恐るべき正体とは…!? 一方、笹塚に誘われて、釣りに行く事になったネウロと弥子。石垣、等々力も加わり、「勝者が敗者のご主人様」ルールの釣り対決が始まった…!


ずいぶんと久しぶりのネウロです。
18巻の感想を更新したのが2014年5月なので、丸3年ぶり?
えっと、すみませんでした。


第161話 強【よわい】
第162話 紙【しゅうかく】
第163話 鍛【トレーニング】
第164話 標【ノルマ】
第165話 Q【じょおう】
第166話 E【イージー】
第167話 D【ディフィカルト】
第168話 .【しずく】
第169話 S【ドえすのしょうめい】

が19巻に。

第170話 6【しょうたい】
第171話 主【ほんもの】
第172話 釣【つり】
第173話 マル秘【みつだん】
第174話 釣【けんきょ】
第175話 柱【はしら】
第176話 ■【すうじ】
第177話 紡【つむぐ】
第178話 変【ひょうへん】


が20巻に収録されています。
173話は本当は○の中に秘の字が入ったマル秘ですが、機種依存文字らしいので上のような表記にしています。

前巻はおじさんを守りつつ、笹塚さんと吾代さんが協力しながらチー坊ことヴァイジャヤと戦っていて、吾代さんが腹に大穴開けられながらも反撃したってところまででしたね。

19巻はヴァイジャヤ戦から得た情報をもとに、グリーンXなる製薬会社が怪しいということを突き止めます。
そこでまつのは五本指の司令官でもあるジェニュインでした。

なんとなくリボーンの未来編に登場したアイリスを思いだしました。
(名前が出てこなくてググりました汗)
ようは、女王様気質で薬品を投与して限界以上に強化した部下を持つ、って感じ。

ネウロは警察が表から突入するのに合わせて裏から侵入。
魔力を温存しつつ、小道具を駆使してジェニュインの心をたたき折ってしまいます。

完全に折れたかと思えたジェニュインの心でしたが、最後の最後に持ち直し自爆。
シックスの情報は墓までもっていくのですから大したものです。


釣りの話なんかでちょっと息つけるかと思いきや、まあそうはいきませんよね。
裏では最後の五本指・葛西がシックスのために動き出し、さらには寒くなくなった早坂兄弟の弟・ユキとも衝突しています。

今までと違って予告や前兆のない葛西の攻撃に苦戦を強いられそうな様子が描かれていますが、それ以上に気になる点があります。

それは初期からなんだかんだ便宜を図ってくれて、さらにはネウロの正体も知った笹塚さん。
彼の家族は彼が大学生の時に殺されてしまっています。
それは、長らく怪盗サイの最初の犠牲者とされていたのですが、ここにきてその前提が変わってくるのです。
……そう、笹塚さんの家族を殺したのは、サイではなくシックスだったのです。
それを知った笹塚さんは独自に動き、自身の力や知識を用いてシックスに挑むってところで20巻は終了。

何度も最後まで読んでいるのでこの挑戦がどうなるのかは知っています。
もう今から泣きそうです。

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