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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   
カテゴリー「【小説】三田 誠」の記事一覧

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レンタルマギカ 魔導書大全

レンタルマギカ―魔導書大全 (角川スニーカー文庫)レンタルマギカ 魔導書大全/三田誠 paco
今世紀最強の魔導書絵巻がここに登場!
異種魔法格闘戦『レンタルマギカ』を彩るpakoの美麗イラストがここに集結。雑誌、ドラマCD、さらに珍ラフ集などファン必見の30点。さらに、猫屋敷が連れている4匹の猫から見た<アストラル>の歴史を描き下ろしイラストで綴るショートストーリー「本日は猫日和」、穂波とアディの結婚騒動を描いた「魔法使い、結婚します!?」も収録。これを見ずして『レンタルマギカ』の魅力を語ることなかれ!


久しぶりにレンタルマギカ読んだ気がしたんですが、実際には10日ほどしかたってないんですね。
色々読んでるからそう感じるんでしょうか。

今回は感想ってなかなか難しい気がします。
それというのもほとんどがイラストなんですよ。

しかもそのほとんどがスニーカーの再録。
まあ、スニーカー読んでない私からしたら初めてみるものばかりなんで楽しいっちゃ楽しいんですけどそれだけというか。
絵に関する感想を文章に出きるほど絵に慣れてないというかそんな感じ。

なので、あらすじにも書かれてる短編2本についての感想を描きたいと思います。


『本日は猫日和』
猫屋敷さんのつれいている4匹の愛猫・白虎、朱雀、青龍、玄武の話。
まだツンツンしている猫屋敷さんに拾われてから、いつきがアストラルを訪れるまでですね。

絵本みたいな感じです。
猫たちが猫屋敷さんが大好きだな、とわかる話です。
けどそんなに前に猫屋敷さんに拾われたのだとしたら、猫たちって思いのほか年とってったんだなぁ。


『魔法使い、結婚します!?』
アディリシアがアストラルに依頼する話です。
その依頼内容は穂波に結婚を申し込むもの。

もういつきじゃなくてもびっくりですね。
確かこの話、アニメになってませんでしたっけ?

他の話に繋がりようがなく、ウエディングドレスという映像にしたほうが面白いものがあるので、アニメにはもってこいだったんでしょうね。

オルトくんがアニメに出てこなかったのは登場がいきなり長編だったからなんだろうなぁ。
まあ、もともとは短編2本分(いつき襲撃→入社)が初登場だったようなんですが、それは加筆修正して長編の序章になってしまいましたから。
『吸血鬼』はアニメにしたら2、3話分にはなりそうですからね。
まあ仕方ないです。


珍ラフ集にてハルヒの制服を着た穂波の絵があってちょっとびっくりしてしまいました。
以外と似合ってましたよ?
これこそカラーで見たかったです。けどカラーにしたらラフじゃないですね(笑)

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レンタルマギカ 妖都の魔法使い

レンタルマギカ―妖都の魔法使い (角川スニーカー文庫)レンタルマギカ  妖都の魔法使い/三田誠
<アストラル>のメンバーは<協会>の審査を受けるため、英国・倫敦(ロンドン)にいた。巨漢の錬金術師の手による魔法使い殺人を合図のように<螺旋なる蛇(オピオン)>が<協会>本部を襲撃、最強と呼ばれていた魔法使いたちが次々と倒されていく。みかんの絶対防御も異国の地では発動できず、いつきも穂波達とは散り散りに。果たして<アストラル>の命運は!? そしてついに発動する「魔法使いを罰する魔法使い」影崎の真の力とは!? 大人気異種魔法格闘戦!


この巻で私はオルトくんに完璧に惚れました(笑)
あの台詞が大好きです。

えっと、螺旋なる蛇(オピオン)の<礎(イソエド)>がいつきとラピスを連れ去ろうとしたところに乱入したときです。

「こいつはどうしようもないお人好しだし、頭の腐ってる世間知らずだし、一度や二度痛い目にあっても変わらないし、いちいち助けるだけの価値なんてまったくない」
「……だけどな」
「僕以外のヤツがこいつをいじめているのを見ると、無性にいらいらするんだ。馬鹿」
(P204~205より)

もうなんていうか、いつき愛されてるなぁ、と。
オルトくんにとっていつきの存在が大きくなりつつあるんですよね、きっと。
前巻でオルトくんのトラウマそのものであるツェツィーリエを退け、さらに自身を笑わずにそして逃げずに受け入れてくれたってだけで結構なことだと思うのです。

あのタイミングで現れたのは、いつきがトラブルに巻き込まれることを見越して、あらかじめ追跡用の呪物(フェティシュ)を仕込んでおいたからだとか。
あれ自分で縫ったのかなぁ。
小石を仕込むのにイツキのスーツを縫うオルトくん、ちょっと微笑ましいかもしれません。


表紙からして分かると思うのですが、今回はラピスが登場します。
ラピスがいつきに対してのみ見せる表情が可愛い。
そして、ユーダイクスの登場シーンが怖い。
まあ確かにユーダイクスはオートマタですから首から上だけでも動くってのはわからなくもないんですけどね。
でも怖いって。


今回はとうとう螺旋なる蛇が表の舞台に襲撃をかけてきます。
で、それぞれ魔術戦闘へと相成るわけですが、子供たちは惨敗です。

なので、今回の見所は大人たちの活躍でしょうか。
猫屋敷さんと影崎さん。
どちらも物凄いことしてくれるわけです。

影崎さんにいたってはシリーズ11作目にして、1作目から出ているのにも関わらず初の魔法披露です。
「魔法使いを罰する魔法使い」。猫屋敷さんや穂波をああも警戒させる訳が分かります。

猫屋敷さんの昔の考え方は分からなくもないですね。
魔術戦闘というのが、持ち寄ったカードで勝敗が決まるというなら、全てのカードを持っていれば良い。
反則っぽいですが、それが出来たら最強なのかもしれません。


フィンがちらりと登場します。
フィンの生きている理由“他人の望みをかなえること”。なら何故マクレガー先生の研究に協力しなかったんでしょうかね。
フィンを、妖精眼(グラム・サイト)を調べたいってのはマクレガー先生の望みでしょうに。

これで明らかになった螺旋なる蛇のメンバーは5人。
取替え児、もう一人の<妖精眼>、ケルト魔術の使い手フィン・クルーダ。
名を持たぬオートマタ、錬金術師<礎(イソエド)>
<ミーミル>の忌み児、吸血鬼にしてルーン魔術を操るツェツィーリエ。<王国(マクルト)>。
降霊術の使い手にして中世の医師・メルキオーレ。

そして、座を持たないソロモンの魔神を食らったガラ。


フィンの座はまだ不明ですよね。座は最高10人まで。
いったいあと何人いるのでしょうか。

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レンタルマギカ 吸血鬼VS魔法使い!

レンタルマギカ―吸血鬼VS魔法使い! (角川スニーカー文庫)レンタルマギカ 吸血鬼VS魔法使い!
2年生になったいつきの前にひとりの少年が現れる。彼はルーン魔術を使い、いつきを追い込んでいく。時を同じくして<アストラル>を襲うのは不死の生物と謳われる『吸血鬼』。これは偶然か、仕組まれた罠なのか!? 周囲の命を吸い上げ、無敵になっていく吸血鬼に、いつきの拳は空は切る。残された死体と木々さえも、手先となっていつきを襲う。魔法使いたちは禁忌の最高峰・吸血鬼に立ち向かえるのか!? 大人気、異種魔法格闘戦!


ようやくオルトくん登場です^^
大好きなんですよ、この子。
惜しむべくはアニメにも漫画にも登場しないこと。
まあ、この巻の発売が夏でアニメ放送開始が秋ですからアニメに出すのは厳しいですよね。
仕方ないです。


オルトくん――オルトヴィーン・グラウツは北欧の魔術結社<ミーミル>から送られてきた新入社員で、初っ端からいつきを殺そうと襲ってきます。
これは雑誌に掲載された短編を加筆修正して1章2章にしたそうです。

「なんて危ない子なんだ」とはじめは思ったものですが、これにもちゃんと理由があるんですよね。
それが分かると、やっぱりこの子は良い子だなぁ、と。
尊敬していた先輩たちに危険が及ぶ前に、自らどうにかしようとするわけですから。


そして今回の敵、“<ミーミル>の忌み児”と呼ばれる吸血鬼・ツェツィーリエ。
ツェツィーリエって打ちにくいし、言いにくい。ついでにどうしても喬林知さんのまるマシリーズに登場するツェリ様を思い出してしまいます。
まあ、性格的には全然違いますけど。どっちかというと西尾維新さんの戯言シリーズに出てくる哀川さんに近いのかなぁ?
戯言シリーズも何年も前に読んで以来読んでないのであんまりよく覚えていないんですけどね。


ツェツィーリエのオルトくんの扱いが悪すぎます。
非道を尽くし、挙句の果てに自分から捨てておきながら誰かに拾われるのは嫌だという我がまま。

この場合の誰かはいつき、というかアストラル全体をさします。
アストラルをよく思わない結社は多く、遠からずツェツィーリエがあとを追うことを見越してオルトくんを送り込んでくるわけです。


教室での一幕が好きです。
そこにいるのはいつきとオルトくんと気絶したアディリシアだけという場面。
必死に恐怖をたたかい、惨めだと自身を嘲笑うオルトくんをいつきが受け止めるところです。
あの場面の最後の「馬鹿」はオルトくんの心境を思うとめちゃくちゃ可愛いな、と。

あそこの場面で乱入してくるツェツィーリエ、正確には使い魔(アガシオン)ですが、タイミングが悪いというか良いというか。
いつきの手をとってもらいたかったと思うけれど、あそこでの乱入は物語的にはすごくいいんですよ。


バトルシーンもなかなかでした。
妖精眼(グラム・サイト)対吸血鬼。
全てを見切る眼でも体がついていかなければ意味がないんですよね。
初期のナルトでもありましたよね、そういうの。えっと、中忍試験会場に向かう途中のリー対サスケのとこだったかな?

この戦いを通していつきを認め始めたというか、この戦いを終えたことでオルトくんがいつきを認め始めます。
ようやくちゃんとしたアストラルの仲間になったんだなぁ、と。

ここからオルトくんの過保護っぷりが発揮されていくんですね(笑)
楽しみです。

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